うんたま森のキジムナー

言い回し

このあいだ、タクシーに乗った方が、
「運転手さんが親切に島の話をしてくれるけれど
何を言っているのか言葉がわからなかった。」と言っていた。

この島は集落によって方言(単語・発音)が異なる。
でも、本土の人に話すときは、方言で話す事はない。

発音とイントネーションが普段聞きなれていないとわかり
づらいだろう。
日本語の母音が「あ」「い」「う」「え」「お」に対し、
沖縄では、「あ」「い」「う」の三つしかなく、
「え」が「い」に「お」が「う」に変化することがあげられている。
又、「は行」が「ぱ行」になることもあり、確かに慣れなければ
聞きづらい。

それに言葉の言い回しも独特で、「~さぁねぇ」「~さぁ」
同意するときの「Yes」も「だからよぉ~」
待ち合わせの時間も8時集合なら「8時に来てね。」と言わない。
「8時に来ようね。」とまるで自分に言い聞かせて
いるように言う。

「お先に失礼!もう、帰るよ。」は沖縄では
「帰りましょうね。」となる。
実際にお祝いに呼ばれた席で隣の人が「帰りましょうね。」
と言ったら隣にいた本土の人は一緒に席を立った言う話は
よくある。

このように「言い回し」「発音」「イントネーション」は
違っても、本土から来た人に方言で話かけてくるような人はいない。



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