戦闘モードの世の中を生きるトリ

見た目もチキン、脳内もチキンなトリが失敗と愚痴を言いながら殺伐としたこの世の中を考え学んでいくブログです

祝☆宇佐見秋彦大てんてー誕生日☆

2017-03-02 18:53:28 | 教訓・学び・知恵
こんにちは、先月からBL(ボーイズラブ)という部類の漫画にハマってしまった腐女子真っ盛りのトリです。
3月3日はウサギさんこと”宇佐見秋彦”大てんてーのBirthdayです
1日フライングですが、ウサギさんおめでとうございます


今まで腐女子と呼ばれる部類の友人から貸りたBL漫画は、不自然なほど周りにゲイがあふれていて、不自然なほど”一目ぼれ=両想い”で、会ってすぐに自宅かホテルで”事”をいたすという有り得ない設定で、共感できる部分が少なく、イチャイチャばかりが大きく取り上げられて心理描写などの展開が少なくて内容が薄い読みごたえがない作品ばかりにしか出会ってきませんでした。
※初めては”痛い”や事後の腹痛などは共感できましたが・・・。しかしながら不衛生状態で”事”をいたすシーンでは感染症が気になり、拡張訓練無しの本番なので、読んでいるだけで尻と内臓がヒリヒリしていました。

トリは少女漫画を読み慣れているため、”恋愛”においてドキドキやトキメキなど心を揺さぶり動かされるような心理描写が少ないと物足りなく感じてしまいます。
なので、それ以来BL漫画はトリには合わない・・・とパタリ本を閉じてしまいました。



先月どこのサイトかは忘れましたが「現在アニメ化している『SUPER LOVERS』というBL漫画が”キュンキュンしながら観れる”。」との記事を読みました。


(参照: SUPER LOVERS 2 TVアニメHP ) http://superlovers-anime.com/


(参照: 雑誌エメラルドHP /角川書店) http://shoten.kadokawa.co.jp/emerald/index.php


トリの中でBLと言えば上記のように『”出会い”→”一目ぼれ”→”好きだ~”→”実は両想いだった”→”イチャイチャ”→”イチャイチャ”→”イチャイチャ”→”・・・・・エンドレス・・・・・』の単純展開だと偏見を持っていたので、BLで心理描写というに少し興味を持ったのと、たまには新しいこと・変わったことをしてみたくなりました。


そして思い切って「いざ漫画喫茶へ」読みに行きました。 
※これが初めての漫画喫茶デビューでした


確かに、『SUPER LOVERS』は少女漫画並みに心理描写があって、一見源氏物語っぽいのだけれども、根底に”家族愛”があって、読んでいる内にヒナを見守る親鳥の気持ちになるほど読み入(い)ってしまいました。
(現在10巻まで出版:尻・内臓が痛くなるシーンも出てきていませんし。流血や骨折など別の意味で痛い話はありますが・・・。)



トリが一番ヤラレたのが・・・SUPER LOVERSの隣にあった『純情ロマンチカ』という漫画です。


(参照: 純情ロマンチカ 3 / 純情ロマンチカ3 TVアニメーションHP)  http://suzukisan.info/


(参照: 雑誌エメラルドHP /角川書店) http://shoten.kadokawa.co.jp/emerald/index.php


1巻目から「は??いきなり失恋???」と意表を突かれました。
でも大まかな(エゴイスト・テロリスト)内容はBL漫画基本の『出会い→一目ぼれ→好きだ~→(強引)→両想い→肛門陥落→イチャイチャ~』展開なのですが・・・。(現在21巻まで出版)

一度読み終わって、登場人物の性格や関係性がだいたい分かったところで2巡目へ・・・
2巡目の1巻「は??」部分で涙腺が崩壊しました
※you tubeで誰かがウサギさんの失恋シーンカットを集めたMADを見るといまだに号泣してしまいます何度見てもあのシーンは破壊力抜群ですね

あとは番外編ですが、1巡目でロマンチカ主人公の美咲君のお兄さんが大学入学を断念して仕事・家事・子育てをしている話でウルウルしました(産みの親でも大変なのに・・・しかも18歳~28歳の10年間なんて遊びたい盛りなのに・・・お兄さん!たくさんた~っくさ~ん幸せになるんだよぉ~


まさか・・・BLで涙を流すなんて思っていなかったので、ココ1ヶ月(ヒトツキ)トリは自分自身にビックリと困惑しています


純情ロマンチカは、沈黙シーンや心の声(葛藤)など読み手も感情移入できる場面がありますよ。
お互い相手を思いやる心やデートの仕方、ムードの盛り上げ方、恋人を家族にいつ紹介しようかという葛藤という部分も男女関係なく共感できる部分ですので”恋愛”漫画として共感できる部分が多く楽しめると思います。
・・・・・さすがアニメ3期まで続いている漫画ですよ


読んでいて現実でも男女の恋愛とほぼ同じなので純粋に”ヒトを好きになる”という部分では共感でき、恋愛の参考になるところは多いです。
ただ、どうしても性的マイノリティとして他者や家族へどのタイミングでカミングアウトすべきか(好きと後ろめたさ)の本人の葛藤と、それを薄々気づいている家族の葛藤(どう触れて・扱っていいのかや、将来は女性と結婚して会社を発展させ孫を抱かせてほしいという家族の希望)を見ていると、性的マイノリティというのは『社会的』にもマイノリティで肩身の狭いものなのだなぁと改めて考えさせられしまい、(架空の話ではありますが)悲しい気持ちになってしまいます

特に、エゴイストを読んでいる時(野分が指輪を買に行こうのくだりで)、ヒシヒシと感じたのですが、『法的な絆』の問題ですね。
現実的にも日本では同性間で籍を作ることは認められていません。
現在、性的マイノリティの方々は『養子』制度を使って同じ戸籍に入っているようです。
日本で籍を同じくしたかったら、関係は対等なのに、法的には『親・子』になってしまうのですよ・・・・・
当人同士ならば、それはとても悲しいことですよね・・・悔しいことですよね・・


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