会津若松市と小浜市

　【ニュース畑より】
TBSが今年２月に放送した『歴史王グランプリ2008まさか！の日本史雑学クイズ100連発！』の中で、戊辰戦争の鶴ヶ城開城の理由を「城内に糞尿が城にたまり、その不衛生さから」が正解とされたことに地元福島県会津若松市が抗議した問題で、TBSは本日（8日）午後１時前に謝罪放送をしました。
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　この報道に接し、なんだか少しほっとした気分でこの文章を書いている。というのも、小浜市の報道になんとなく「いやあな感じ」を持っていたから。

　例えば中高生くらいの子が、自分と同じ名前のアイドルを応援したくなる気持ちはよく分かるし、血液型がいっしょだとか、何か共通点を探そうとする様子は微笑ましいものがある。
　が、地方自治体の市が、名前が同じであるというだけでアメリカの大統領候補に・・・というのは、どうにも違和感を禁じえない。「如何なものか」と言いたい。

　会津若松にあって小浜にないもの、それは、たぶん郷土愛だろう。会津若松市民の声を聞くと未だに「薩長がきらい」というのもあって、さすがにそれはちょっとどうかと思わないでもないが(^^;　だからこそ会津若松の未来は明るいと思うのだ。
　勝ち馬の尻に乗りたいだけの小浜市に未来はあるのか？

　近頃はやりの、この手の話題づくりには辟易している。

　万が一の話だが、オバマ氏がスキャンダルに見舞われた時、小浜市の対応に注目したい。