無念であろう。連続試合出場の記録が絶えてしまったことよりも、WBCを辞退してまで今シーズンの優勝に懸けてきた松井にとって。
口さがない外野席は松井がWBCに出場しないことを責め立てた。が、彼にとってもっと価値のあるものが「ワールドチャンピオン」だっただけの話。やや不本意だった昨シーズンの汚名を挽回しようという気持ちが強かったのだろう。
だからひとつひとつのプレーに全力を注ぎ、その結果起こってしまったともいえる今回の事故。その胸の内を察することなどできはしないが、ひとつだけ言えることがある。
松井よ、全力のプレーを恥じることはない。
あのプレーで、チームメイトや多くの人の心に刻まれたものがある。
今は怪我を治すことに専念してほしい。
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