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 gooニュースの見出し『携帯販売 スマホ比率は5割目前』という見出しに釣られて記事本文へ↓↓

2010年12月の携帯電話ランキング、Android搭載スマートフォンが4位まで独占(BCNランキング) - goo ニュース

 記事自体はなかなか興味深い。
 特に「日本ではスマートフォンはなかなか普及しない」という論調が多かった1年ほど前の状況と比較すると、ウソのような伸びっぷり。

 ちなみに我がGALAXY Tabはどんな感じかというと、
 『「GALAXY Tab」も、11月の24位から9位に大きくランクアップしている。』

 「おおっ!!」と思ったあなた、気をつけてください(^^; GALAXY Tabの発売日は2010年11月26日ですから!!つまり、11月は実質5日間しか販売していない訳で(爆)

 さらに注意深く読んでいくと、『前述の通り、2010年12月の携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの比率は5割目前の48.1%に達した。しかし、2010年年間を通してみると、スマートフォンの比率は21.4%にとどまり、依然として従来型の携帯電話の販売台数のほうが多かった。』

 なあ~んだ、『携帯販売 スマホ比率は5割目前』っていうのは12月の話で、全体の比率は約2割(^^; これも見出しを見ただけでは、スマホの割合が半数に達する勢いなのかと誤解してしまいます。

 読み手の注意力(大げさに言えばリテラシー)が問われています。

 こんな事例は数多く、例えば「12月はWalkmanの売り上げがiPodを圧倒!」なんていう記事も見かけましたが、iPodがiPhoneに食われちゃっててiPhoneはカウントしてなかったり、とか(苦笑)

 どうも最近のネット報道は耳目を集めることにやっきになり、ショッキングな見出しを並べようとするがあります。LiveDoorはそれがカラーだからいいと思うけど、gooは微妙ですね。少なくともNTTグループのポータルとしては戦略を間違えてる気がする。

 マスコミの偏向報道ぶりがあきらかになりつつある今だからこそ、ネットメディアも調子に乗らず、信頼の地歩を固める時期だと思うんですけど。2chじゃなんだから見出しで釣るのは「誰得?」の世界ジャマイカ。

 デジタルデバイドの問題が叫ばれていますが、まったくIT系の予備知識がない人間が読んでも誤解のないような記事を書くことが、ポータルのすそ野を広げることに繋がっていく、と思いますよ、ね、gooさん!(^_-)

 


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