最近、「STAR TREK THE NEXT GENERATION」を見返している。本作品は一級のSFであるばかりか、「SFの皮をかぶったファミリードラマ」の傑作である。そこでトレッキーの末席を汚している自分が気になる話題を書き込んでみたい。
まずは「THE ROYALE(邦題:ホテル・ロイヤルの謎)」冒頭で、艦長ジャン・リュック・ピカードは副長ウィリアム・ライカーに対し、「フェルマーの定理」に言及する。そこで、なんと!ピカードは「フェルマーの定理の証明」を趣味にしていると、こともなげに告白するのだ!
残念ながら「フェルマーの定理」は24世紀を待たずして、1994年に証明されている。→フェルマーの最終定理
にもかかわらず物語の中で未見証明になっているところが、本作品の制作年代を如実に物語っていて面白い。これは瑕疵(かし)どころか、だからこそSFはやめられないと言うエピソードになっている(贔屓のひきたおしか?)
自分が好きな他作品のエピソードとして、「ウルトラマン」のバルタン星人登場の回がある。これを観ると、このエピソード制作当時(1960年代)、世界の人口が20億人程度であったことが知れるのだ。40年後の今から眺めるとちょっと信じられない。
よくできたSFとはいえ、制作当時の諸条件に縛られるのは当然だ。でも、「それって・・・」とツッこむ楽しみもあっていいと思うのだが、如何?
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そうです
昨年の9月に発売した特別仕様の携帯電話『スタートレック・コミュニケーター・フォン』、通話以外に、ビデオクリップの再生、スタートレックのオンラインゲーム、ネットサーフィンができるそうですが、チョッとだけ欲しいって思っちゃいました
私もトレッキーの端くれだとは思ってますが、さすがにここまでは、ね。
でもロト6当たったら1701-Dタイプの注文住宅建ててしまうかも、です(^^;)