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こどもと笑顔の会

こどもとつながりをもつ会のブログを作っています。

日本弁護士連合会 「子ども・子育て新システム」を考える」シンポジウムのご案内

2011-01-21 12:39:27 | 新宿子育てネットワークの連絡帳
日本弁護士連合会からのシンポジウムのご案内です。

最近、あちこちで、緊急事態発生!!!という音が聞こえるほどに
「子ども・子育て新システム」を考える会が開かれています。

時間や場所が問題ですが、一人で考えて理解することは難しい私。
いろんなお知らせを頂いていますので、お伝えします♪

すべての子どもへの良質な生育環境を保障し,
子どもを大切にする社会のために

~「子ども・子育て新システム」を考える~

2010年6月に「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」が決定され,子どもに関する新たな施策の検討が急速に進められています。
この制度案要綱は,子ども・子育てを社会全体で支援し、すべての子ども・子育て家庭に必要な良質のサービスを提供することを方針の第一としていますが,子どもの貧困問題の解消という視点に立った具体的制度の言及がなく、困難を抱えた子どもに対する施策についても,直接触れられていません。
また,要綱中のいわゆる保育制度改革についても,さまざまな意見があるところです。

子どもたちを第一に大切する社会とは,どうあるべきでしょうか?
本シンポジウムでは,基調講演とパネルディスカッションを通じて,子ども・子育て新システムの内容を御説明し,子どもたちの良質な生育環境を保障するためにはどうするべきか,「子ども・子育て新システム」のあり方などについて,皆様と一緒に考えたいと思います。

日時:2011年2月9日(水)18時~20時(17時30分開場)
場所:弁護士会館17階1701会議室
(千代田区霞が関1-1-3)
(地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b 出口直結)

※参加費無料・事前申込不要です。直接会場へお越しください。
※具体的な内容は,日弁連ホームページをご参照ください。
(チラシも掲載しております。)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/110209.html
問い合わせ先:
日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL:03-3580-9857/FAX:03-3580-2896


基調講演「子ども・子育て新システムについて」(仮題)
・実方伸子 氏(全国保育団体連絡会事務局長)

パネルディスカッション
パネリスト
・秋野純一 氏(全日本自治団体労働組合社会福祉評議会事務局長)
・泉  健太 氏(衆議院議員)
・中島圭子 氏(日本労働組合総連合総合政策局総合局長)
・実方伸子 氏
・寺町東子 氏(弁護士・東京弁護士会)
コーディネーター
・大井 琢(日弁連貧困問題対策本部委員)



新宿区の待機児童数 2011年1月 過去最高だそうです。

2011-01-21 12:35:09 | 新宿子育てネットワークの連絡帳
1月の待機児童数が分かりました。
新宿区の待機児童数 2011年1月。

新定義239名(前月比+48名) 旧定義328名(+44名)

またまた過去最高となりました。

2月に申し込んでいる人は、
0才児2名枠....307名、
1才児3名枠....111名、
2才児7名枠....71名もいます。


4月の申し込みも、1才児、2才児そして3才児までもが募集枠を超えた数です。

最終発表(1/25頃)では、0才児も超えるのではないでしょうか?

ため息が出ます...

「子どもの貧困」・「保育の市場化」ってなんだろう...

2011-01-12 14:46:12 | 新宿子育てネットワークの連絡帳
子どもの環境について考え始めたときに
知人から聞いた「貧困大国アメリカ」という本。
この本の著者である堤未果さんの鋭い視点は、わたしにとって衝撃でした。
これからの日本、どうしたいか?
私たちは、ひとりひとりが日本の将来の参加者であることを
忘れてはいけないと強く思いました。

自分だけ良ければいい!
そんなやけっぱちな気持ちになってしまうことだってあります。
だって辛いことが多いから。

でもね、そればかりでは、明日はもっと良くならないのじゃないかしら?
「保育の市場化」について今年は本をだそうと
ますます意欲的にご活躍しているジャーナリスト堤未果(つつみ・みか)さん。

http://blogs.yahoo.co.jp/bunbaba530/63322447.html

「貧困大国アメリカ」の取材から見える日本のこれから
~ジャーナリスト堤未果さんの講演ご紹介~ 
↓あまほごネットさんのページにくぎ付けになりました。
http://gold.ap.teacup.com/amahogonet/255.html


「子どもの貧困」・「保育の市場化」ってなんだろう...
私はまだまだ勉強不足でわからないことだらけです。
勉強します。

どうぞこれからもみなさん、ご指導おねがいいたします。

子連れOK勉強会のお知らせ【子どもの生きる社会はどうなるの?】

2011-01-12 14:11:49 | 新宿子育てネットワークの連絡帳
本年もよろしくお願いいたします。
今日は、「子ども・子育て新システム」の勉強会のお知らせです。
いろいろ資料はありますが、読んでもいまいちピンとこない私です。

これは子どもにとって良いことなの?
政府はどういうビジョンをもっているの?
利用する私たちは、今までとどう違うことがでてくるの?

大丈夫!今よりもっと子どもの環境が良くなって、安心安全がもっと確実になりますよって
いう法案ならばいいのです。

でも、なんだろう??この不安な感じは?
私は不安です。

知人から、こんなお知らせをもらいましたので、ご紹介します。

【子どもの生きる社会はどうなるの?】
~地域主権改革と子ども・子育て新システム~

子連れ入場OKです。

シンポジウムでは、参加型のワークショップや、
対話をする場面を多く取り入れます。

保育所を日本の縮図として想像してみたらどうでしょうか?
100人中約14人が貧困家庭に育っています。

100人中約30-40人がドメスティック・バイオレンス(DV)のある環境に育ち、
それ自体が心理的虐待にあたるとみなされます。

これは日本の平均値です。

保育所には、生活保護世帯などの貧困層や、母子家庭や、保護者が介護や病気や就労で
充分な保育をできない子どもや、虐待を受けている子どもなども通います。

こうした「保育に欠ける児童」を公的責任と費用でケアするのが現在の保育所の仕組みです。

しかし、
「それを市場原理に委ね、公的責任を軽減し、保護者の自己責任に切り替えた時、どのような事が起きるのでしょうか?


子どもの生きる未来の社会を共に想像しましょう!


【何が起きるのか?】
子ども・子育て新システムや、地域主権改革など、子どもの生きる社会を
根底から揺るがす政策が次々と打ち出されています。

これは、保育所や幼稚園に通う子どもや保護者だけの問題ではなく、
私たちがどのような未来の社会を想像するのか?という問題と関わっています。

新システムの提案するこども園はどのような場になるのでしょうか?
保護者の収入や就労時間によって、通える時間が短くなったり、
通えなかったりしたらどうでしょうか?

地域によって、園庭がなかったり、防災階段がなかったり、給食が宅配弁当だったり、
非正規の職員が多数を占めていたりしたら、どうでしょう?

そして、不幸にも赤ちゃんが亡くなる事故が起きてしまったら
どうしたらいいのでしょう?

今こそ、子どもの生きる環境と社会を大人たちが想像することが求められています。
保育だけでなく、虐待、DV、貧困、雇用、障害、介護、医療など広い視野から、
子どもと共に築く未来を考えます。
ぜひ、お子さんやお孫さんがいらっしゃる方だけでなく、
将来、子どもに関わる仕事をしたいと考える方、そして子どもとは
全く関係がないという方を含めてぜひご参加下さい。


日時 1月22日 土曜日 13:00~17:00
場所 大東文化大学 大東文化会館

東武東上線東武練馬駅 徒歩2分(池袋駅より約15分)
主催 大東文化大学 文学部 教育学科 共催 関係性の教育学会

【基調講演】
伊藤周平:鹿児島大学法科大学院教授。
労働省(現厚生労働省)、社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)を経て
東京大学大学院修了。
介護・医療・障害・雇用・保育など社会福祉に関する著書多数。

【講演者】
実方伸子(保育研究所)・小山義夫(赤ちゃんの急死を考える会 副会長)
・飯山智(赤ちゃんを保育施設で亡くされた方)・木下徹(弁護士) 他

【コーディネーター】
田尻敦子:大東文化大学准教授・元保育園難民
連絡先 hoikujapan@gmail.com 大東文化大学文学部教育学科 田尻敦子研究室

「小さなひとたち」を守れない大人になりたくないな。

2010-12-18 00:50:34 | 新宿子育てネットワークの連絡帳
漠然と保育環境に不安を持つ方、
待機しているのになかなか保育園に入れない方、
子ども園化を不安に思う幼稚園の保護者の方、保育園の保護者の方、
保育しになろうと勉強している方、
子どもの育ちの環境に興味のある方、

どなたでも参加可能です。
年末の忙しい時期です。
重々承知の上です。
横目でちらっと見るのもいいと思います。

もし、もし、都合が合えば、
そこに居ることが、意思表示になります。
賛成でも、反対でも。

●保育現場の不安を【新宿西口 京王デパート前】で伝える宣伝行動があります。
特に18日の宣伝行動は現場の思いを伝えます。
気ぐるみ隊も参加するそうです。

日時: 12月18日(土) 13:15~14:30
場所: 新宿西口 京王デパート前

詳細:http://ameblo.jp/kosodatenetwork

【以前の記事で、時間間違えました!ごめんなさい!】
【正】13:15~14:30
【誤】13:50~14:30


安心して子育てしたい、それだけなんです。
今、気になって不安なのは「子ども・子育て新システム」が
来年にも法案をとおし、実施しようとする動きが
異常に早いこと。

このシステムは
「多様なニーズに答える素晴らしいサービス」
を目的に幼稚園と保育園を一体化して、ついでに社会問題である待機児童も
減らしてしまえるという夢のような提案です。

本当にそうなるといいのですが、よくよく内容を拝見すると

母子家庭のうちは、
保育園が利用しづらくなる、
利用した分だけ利用額を支払うから長時間預けて働くと利用額が高くなる。

「利用した分だけ利用額を支払う」ことは、あたりまえのことですよね。
わかります。
今は、児童福祉施設の保育園に入園させていただいています。
おかげで生活できます。贅沢はできませんけど。
とてもありがたいです。もし、保育園に入れなかったら、
冗談でなく私と娘は食べることも苦労するでしょう。

苦労しても生きていきます。
生きる方法を探すと思います。
たぶん、私はそうすると思います。

いまですら、子どもは我慢しています。
もっと遊んで欲しい。膝に座ってもっと本を読んでもらいたい。
でも、仕事・家事があって生活ができる。
いろんな家庭の事情があります。
子育て方針も違うでしょう。

だからいろんな意見があっていいと思うんです。
価値感だっていろいろ。そうでしょう?

制度を決めること、政党を決めること、大事だと思いますよ。
「何を目指すか?」
コレを十分に、徹底的に話してから決めて欲しい。
だって、命を預る仕事現場の制度を決めるのだから。

やってみて、「あ、やっぱりダメでした。」
ですぐに修正のできる内容のことなら、トライ&エラーはいい。
失敗を怖がらず、そこから学び、挑戦する価値は大いにあります。

飛躍かもしれないけど、、「あ、やっぱりダメでした。」って
同じ命を預る医療の現場で許されますか?

「小さなひとたち」を守れない大人になりたくないな。
私にはこうやって声を出すことしかできないけど。
それとも、子どもを産んだことはいけなかったのでしょうか。

長くなりました。熱くなっちゃいました。
今日もお付き合いくださりありがとうございます。