今日の昼飯。
結構、ダイエットやローカロリー食の定番アイテムであるが、意外に深堀されていないメニューでもある。物の本でも大体は取りあげられているのであるが、単に、フライパンで塩胡椒で焼くとかがせいぜいで、このメニューの可能性について論じている記事はあまり見ない。
まず、昼食の全体像であるが、野菜の豚肉巻き、中華のコーン玉子スープ、中華がゆ風である。まあ、中華風でアレンジしてみたのだ。野菜の豚肉巻きはそれ自体は素材なので、調味の仕方では如何様にも姿を変える事が出来る。例えば、ワインで煮てみるとか、お湯をくぐらせ、ポン酢とおろしに七味で食べるとか、バターで焼いてみるとか、串に刺して焼き鳥風にするとか。
で、今日は息子になんのスープにしようか?と聞いたら、「コーンのスープが飲みたい」と即答されたので、中華か洋風のコーンポタージュか、或いは、コーンを多めのコンソメ系にするかというところで全体図の考察を始めた。と、いっても3秒後には上記のメニューで決定していたが。
中華は脂っこいとか重いとか思われがちであり、事実、似た和食よりは重いかもしれない。しかし、工夫により、充分に美味しいダイエット料理と成りうる。今日は、アスパラ、ニンジン、大根、マイタケをまず6センチ程度のスティックに加工し、アスパラ、ニンジン、大根は軽く火を通した物を豚肉に巻いた。豚肉は、モモ薄切りを使用。モモ肉が相対的に油分が少ないのである。肉をまな板に伸ばし、軽く塩胡椒、小麦粉を振る。そして、スティック状にした野菜を巻き、楊枝で留める。これが下準備である。フライパンで焼くとかオーブンで焼くという選択も当然ありなのだが、今日は、カロリーを押さえるために、蒸すことにした。グラタン皿に巻いた豚肉を並べ、紹興酒20mlに豆鼓醤?とオイスターソースを小さじ7分目程度を混ぜ上から掛けて10分程度蒸す。これで完成。
全体量は凡そ2L分作ったコーンスープは息子の希望なので、味も作り方もダイエットとは関係なしに作った。そのため、他のメニューのカロリーを落としたけど。ホールコーンの缶を半量、鍋でニンニク、玉ネギ、マイタケのあまりと炒め、残り半量はミンサー(挽肉作る機械。。。普通の家には無いだろうな・・)で潰して鶏ガラスープで割りながら混ぜていく。全体が沸騰してきたら、大さじ2杯程度の片栗粉を水で溶き、スープへ投入。全体に混ぜながらとろみをつける。そして、玉子2つ分というか1つ半分というかその程度の分量の溶き卵を混ぜながら加える。仕上げに、常備している焦がしニンニクネギ油を小さじに1杯程度加える。
中華粥は元々、米から出汁で炊くのが本道であるが、冷蔵庫、冷凍庫に残る一口程度の御飯の残りを消化するために、中華スープで御飯を煮る事にした。米の3倍程度のスープで薄めるので、米は1膳フルに食べても、1/3膳しか食べていない勘定になるのだ。鶏ガラスープの元とホタテスープの元を使い、5分で作った。
息子は、スープとおかゆに関しては非常に気に入り、おかわり催促の大満足だったが、風邪引きの喉には豚肉がもそもそするのか野菜巻き豚肉は1つ半を無理矢理食べておしまいだった。味は気に入っていた様子で、夕食には残っていた肉汁(というか、紹興酒、オイスターソース等の残渣)で観音寺の名店将八の讃岐うどんを煮ておかわりしてました。バランス良く子供に食べさせ、しかも、美味しいと思わせるのは段々難しくなってきています。
ちなみに、近所のスーパーで売っているせいもありますが、昔からこの将八うどんが私は好きです。観音寺でも何度か食べています。かみさん曰く、多少、塩がきついとか言いますが、コシが在りまくりです。