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旅日記

庭の花たち

亡くなった妻は花が好きで、バラ等の花を沢山育てていました。

これらは殆ど鉢植え、凡そ100鉢近くありました。夏季になると毎日の水遣りが大変そうでした。

妻が亡くなったのは7年前です。

妻が亡くなると、水遣りをしなくなったため、これらの花は殆ど枯れてしまいました。

私は出張が多いため面倒を見られなかったのです。

まあ、頭から面倒を見ることを諦めていましたので、そんなに努力しなかったのは確かです。

2年間家を離れることが決まったとき、すべての花を、鉢から取り出し庭に埋めることにしました。

庭に埋めておけば、それなりに育つと思ったからです。

埋めたと言っても、ぶちまけただけですが。

3月の初め頃なので、クリスマスローズとバラ以外はどんな花の鉢かということは分からずに埋めました。

 

 

すると1年後に庭は綺麗な花で見栄えが良くなりました。

 

 

リタイアした後は花の面倒は少しは見ることが出来るようになりました。

もっとが花が咲いて一層見栄えが良くなりました。

昨年も今年もクリスマスローズの葉の裏にセミが殻が見つかりました。

 

セミの幼虫は3年~17年地下生活をすると言われています。

この庭の土の中にも幼虫がまだいるかもしれません。

来年もまた見つかるかな。

 

 

<完> 

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