maruhana中高年日記

こんな感じでどうでしょー   

廃トンネルを行く。旧長野隧道を見てきました

2018-01-24 10:20:23 | うんちく・小ネタ

国道163号線の三重県津市と伊賀市の境にある新長野トンネル、その

旧隧道へツーリングのついでに寄ってきました

東名阪道亀山ICより通称グリーンロードいうツーリング快走路を南進。

163号線に入り伊賀市方面へ向かいます。

しばらく行くと長野峠をくぐると近代的な新長野トンネルが現れます。

(新長野トンネル伊賀側、平成20年開通1,966m)

その手前の川側に分岐があり旧長野トンネルの案内板が出てます。

2車線の道路をいくとありました旧長野トンネル。

(旧長野トンネル津側、昭和12年開通303m)

 

鉄板で完全に塞がれ隙間はあるが中を覗くことはできない。

周辺はきれいに整備されて駐車スペースもあり、観光目的が

あるようだ。

 

(ウォーキングコース案内板、隧道と林道などの位置関係がよくわかる)

 

 

(完全に観光用の新しい案内板)

 

ここに明治の旧隧道の扁額がはずして設置されていました。

(意味はわかりません)

 

(津側扁額、やはり今わかりません)

その脇にさらに明治隧道への案内板

(明治の隧道への案内板 非常にわかりやすい)

隧道への道はきれいに整備され不安はない、見学道だな。

(ここは注意して渡ってください)

 

(明治の道路の案内板あり、郷愁を誘う演出だ)

すぐに旧トンネルの真上に出て、坂を上りきったあたりに見えました

旧長野隧道です。

(旧長野隧道津側、明治18年開通216m)

 

これはすごい想像以上の立派さに驚きました。

まるで不思議のダンジョン、何か出そうな感じ。

石積でのアーチが見事、両側の神殿風の柱も重厚です。

頭の扁額はやはり無い、ここにある状態で撮影したかった。

 

 

 斜面側は少し崩れているようだが保存しようという意図が感じらる。

柱の造形は見事、返しもつくられている。

 

中には入れるが、10mぐらいでフェンスで立ち入り禁止。

 

途中のフェンスなので10mまででも見学してもらうためだろう。

(フェンスを背にして外を撮影、立派な石積がわかる)

 

この後新長野トンネルを通り、伊賀市側へ向かう。

山への県道42号線へ入りしばらく行くと、公園がありここも駐車可

国道163号線だったころの名残がまだある。

(道路開通記念碑、明治18年6月竣工とある)

 

(旧長野トンネル伊賀側、ことらも強固な鉄板で塞がれている)

 

 

 

伊賀側の明治の旧隧道も確認したかったが暗くなる前に帰宅したいので

時間切れ、近日中に又来て載せたいと思います。

貴重な明治の文化遺産として長く保存してもらいたいと思います。