五十嵐さん、先だっては東京で大変お世話になりました。
短い東京滞在でしたが、お陰さまで、有意義に過ごすことができました。
関西では知人たちにも会えましたし、5月29日の聖日には西宮教会の礼拝に出席し、古い昔の会員たちに会って昔話に花を咲かせることもできました。
礼拝後、関学を訪れ、待って居て下さった今田、木村、林さん達と、昼食を共にし、暫くの語り合いを楽しむことができました。もう一方、大阪枚方の方がおられましたが、お名前を伺うことができませんでした。
東京は勿論のこと、大阪でも、その発展ぶりには驚きました。二階建ての店が並んでいた梅田新道が高層の立ち並ぶ所となり、阪急、阪神の百貨店も見違えるほどでした。兎に角世界が全く変わってしまっているのです。所で、日本は世界中の人々が訪れたい国だと言われていますが、確かにそうだということを実感いたしました。豊かであるだけでなく、安全で、正直で、親切であるという点、アメリカに長く住んでいる者として、その違いを味わいました。勿論ニューヨークなどのように、汚なく危険な所ばかりではありません。一旦郊外の住宅地へ出ると、例えば、私が住んでいる所などは、広々としており、緑の林に囲まれ、うちの(とは言っても私のものでなく、娘一家のもので、家内を亡くした私が一人ボッチなので、娘一家に世話になっているのですが)裏庭など、何千坪あるかしれないほど広く、野球ができるほどの広い芝生の向こうにはプールもあり、その向こうはこんもりした林のままにしてありますが、そこには、どうやら狐一家が住み着いているらしく、時々裏庭を横切って巣に戻っていくのが見られます。鹿の群れが出没するのも稀ではありません。
日本が安全で正直だと言う点、例えば、首都圏の方たちが銀座松屋での昼食に集まって下さったとき、食後各自で支払いを済ませて解散し、私もホテルへ帰りましたが、財布がないのに気が付き、ホテルの人が松屋の食堂に電話をしてくれたところ、確かに誰かが落し物として、届けて下さっていたのです。私はそのような日本の良い所をこの身で経験しました。
またこの秋、関学中学の同級生が集まるとき、確か10月20日と記憶しておりますが、その時に、今度は多くの方にお目にかかることができるものと期待しております。
五十嵐さん、本当にありがとうございました。