Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)

2016年12月14日 | 映画(DVD)
この作品は、早稲田大学在学中に第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー作を映画化した青春群像劇。
学校一の人気者である男子生徒・桐島が部活をやめたことから、少しずつ校内の微妙な人間関係に波紋が広がっていくさまを描く。
学校生活に潜む不穏な空気感を巧みにあぶり出したのは、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督。
クラスでは目立たず地味な存在の主人公に神木隆之介がふんするほか、『告白』の橋本愛、『SAYURI』の大後寿々花らが共演する。


とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。


1度は劇場で観賞済みですが、『何者』と同じ原作者という事で改めて観賞。
この作品は、好き嫌いがはっきりと別れるタイプだと思いますが、個人的には好きだしやっぱり面白い!肝心の桐島が出てきませんが…。
桐島周辺の人物だけでなく、映画部や吹奏楽など色んな人物にスポットを当てられていて違った視点で高校生達の金曜日が繰り返される。
そのため、いろんな人にも共感できる部分があるように思います。
説明セリフは一切なく、セリフの一つ一つがアドリブかのようなナチュラルでどの出演者の口調も自然体で他の青春映画にはない独特な映画で高校生たちをリアルに描かれていて面白い。

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