村上春樹のこれまで未発表だった69篇の
文章を集めたものである。
内容は多岐にわたる。
受賞のあいさつ、音楽評論、CDのライナーノーツ、
作家論、本の解説、翻訳論、小説論、人物論、
なぜか未収録だった超短編小説
などである。
ファンにはこたえられない内容で、
僕も楽しませてもらった。
心に残ったのは、
中国の読者に向けたメッセージ
『遠くまで旅する部屋』の中で
こんなことを言ってたことだ。
「あらゆる人間はこの生涯において何かひとつ、
大事なものを探し求めているが、
それを見つけることのできる人は多くない。
そしてもし運良くそれが見つかったとしても、
実際に見つけられたものは、
多くの場合致命的に損なわれてしまっている。
にもかかわらず、我々はそれを
探し求め続けなくてはならない。
そうしなければ生きている意味そのものが
なくなってしまうから」
これは自分の小説の要約として語っているのだが、
そのまま春樹さんの人生観と解釈してもいいように思う。
ニヒルな人生観だ。
作品が世界的なベストセラーを勝ち得ていることから、
一面の真理をあらわしていると言ってもよいかもしれない。
だが、僕の人生観とは
ちょっと違う。
僕はもっと人生に希望を持っている。
僕が神さまなら、春樹さんに
探していたど真ん中の物をプレゼントする。
そして、希望に満ちた小説を書いてもらう。
まあ、晩年に作風が変わったりするのも
面白いかな、、、、とか思ったりしているわけです。
ファンは気楽だからね。
文章を集めたものである。
内容は多岐にわたる。
受賞のあいさつ、音楽評論、CDのライナーノーツ、
作家論、本の解説、翻訳論、小説論、人物論、
なぜか未収録だった超短編小説
などである。
ファンにはこたえられない内容で、
僕も楽しませてもらった。
心に残ったのは、
中国の読者に向けたメッセージ
『遠くまで旅する部屋』の中で
こんなことを言ってたことだ。
「あらゆる人間はこの生涯において何かひとつ、
大事なものを探し求めているが、
それを見つけることのできる人は多くない。
そしてもし運良くそれが見つかったとしても、
実際に見つけられたものは、
多くの場合致命的に損なわれてしまっている。
にもかかわらず、我々はそれを
探し求め続けなくてはならない。
そうしなければ生きている意味そのものが
なくなってしまうから」
これは自分の小説の要約として語っているのだが、
そのまま春樹さんの人生観と解釈してもいいように思う。
ニヒルな人生観だ。
作品が世界的なベストセラーを勝ち得ていることから、
一面の真理をあらわしていると言ってもよいかもしれない。
だが、僕の人生観とは
ちょっと違う。
僕はもっと人生に希望を持っている。
僕が神さまなら、春樹さんに
探していたど真ん中の物をプレゼントする。
そして、希望に満ちた小説を書いてもらう。
まあ、晩年に作風が変わったりするのも
面白いかな、、、、とか思ったりしているわけです。
ファンは気楽だからね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます