吉原健二 マルチエンジンを持つ。文系、理系を問わず、全分野の情報を、人生論や生活信条まで含めて、披露します。

広範なる知識、感動モノ、名写真、オリジナルなる物、新意見、新発見、囲碁関連情報、コレクション、旅行、地図、人生論、など。

吉田さんの大英断(光速報)

2014-09-08 02:29:38 | 私事情
私が、40歳ぐらいの時に、本社の技術教育センターに居ました。
突然の移動で、ソニー稲沢の人事部長だった桑子正春が、本社の人事部長に、抜擢された。
現役当時、講師として稲沢に行った事もある。
彼は、私の接待役として、下にも置かない取り扱いだった。
所が、本社に於いて、彼は、私の顔も見ないで、子会社のCDIに、出行を命じた。
40台で、子会社へ!何という事だ。

私は、ある日、吉田さんのアポを貰い、現状を訴えた。
以前に徹夜二人で、ユニバック(技術計算専門の)の生き残りのレポートを書いた事があった。
コンピュタ課長でどうですかね!と言われ、そんな破天荒な人事が叶うなら、本望ですと答えた。
一時、IBMに社内のコンピュータを統一すると、決定された。
これは、技術的な観点より、政治的な観点が重きをなした。
後に、私のレポートで、トップは、理解をし、技術計算専門の大型コンピュータ(ユニバック1106)が導入される。

このコンピュータのエピソードも多々ある。
それは、扨て置いて、とにかく、社内中が驚く人事が行われた。

まだ、桑子部長が、健在中に、この人事が行われた。

場末の子会社から、当時、泣く子も黙るトップ研究所に移動が、出来た。

私が、移動してから、間もなく、トップの耳に入ったらしく、桑子は、左遷された。
これが、私の人生を変える程の恩を受けた経緯で、それ以降、吉田さんの恩は、忘れていない。


最新の画像もっと見る