小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

第72回皐月賞

2012-04-15 11:19:03 | 小馬太郎兵衛の天災予想
トライアルを見た感想では、終盤戦になって「ようやく『軸』となる馬が出てきたか」というものだったのだけれど、その馬をここで軸とするべきか否か、判断は大いに迷いました。

中山最終週の荒れ馬場、しかも前日来の雨で渋ったままの力が要る芝コースを勘案すると、その軸馬をそのまま信頼して果たしていいものかどうか…という迷いもありましたし、面子を見ても一長一短、「この馬だけはないだろう」という馬が全くいないという大混戦。どの馬が来てもおかしくないだけに、馬券作戦もアタマを決めて流すのか、手を広げても5頭6頭のボックス勝負で投げ網作戦に出るか。前日最終オッズほど、各馬に実力差があるとはとても思えないんですがね。

印は以下の通り。

◎[15]コスモオオゾラ
○[6]ディープブリランテ
▲[8]サトノギャラント
△[5]アーデント
△[18]グランデッツァ
△[9]ワールドエース

僕が前段で「軸」と書いたのは、無論[9]ワールドエースのこと。
前走若葉Sでは、相手がメイショウカドマツ以外は二線級、三線級だったけれども、後方追走から大外一気の差し切り勝ちで力の違いを見せ付けた形。
今回は相手がぐんと上がる上、中山コースの現状の荒れた馬場もこの馬にはマイナスに思えるのだけれど、それでも馬場のいい外から直線抜け出す形になれば、アタマはこの馬以外にないように思える。
思えるのだけれど、アタマ勝負で信頼できる馬かといえば、どうにも不安要素の方が多い。それが敢えてのクラシック戦線の「軸」評価であったりするわけで。
僕のイメージの中では、この馬はおそらく今日は「ピンかパーか」のイメージしかない。即ち勝つならアタマ突き抜け、負けるなら馬群でもがくか。
なので、買い方は変則的な目を引きます。

展開を考えてみよう。
逃げたいのは[4]メイショウカドマツと[16]ゼロス。おそらく中途半端に折り合うよりは、お互いにハナを切った方が完全燃焼できるとも思えるだけに、先頭2番手で折り合うにしろ、ペースは平均か速めの予想。
ある程度のペースに、おそらく前に壁を作りたいディープブリランテやグランデッツァ、コスモオオゾラ、フジマサエンペラー、ベールドインパクト当たりも先団好位につけたい口なので、おそらく有力どころが前に位置することで、ペースの数字以上に底力が要求される流れまで予想される。
そうなると、後方で脚を溜めて馬場のいい外外を回って来られ「れば」ワールドエースには願ってもないペースになるとは思うのだが、さあどうでしょうか、といったところ。

今回のレースで「軸」としたのは、中山二千を3戦3勝、荒れ馬場も力のいる馬場もどんとこいのコスモオオゾラから。
正直、弥生賞の勝ち時計云々より、この戦績でこの人気は評価が低すぎるように思え、それが血統が地味なマイネル、コスモ軍団の宿命とはいえ、どうにもオッズが低すぎる。ならばここで狙うしかない。
正直この馬は、府中に戻ったら逆に評価に困るタイプの一頭であるだけに、皐月賞でこそ狙って妙味ありの馬。
ディープブリランテはとにかく気が悪く、中間は馬具を変えたりいろいろ工夫していたとのこと。
気が悪くても共同通信杯2着であったりスプリングS2着であったり、突き抜けまでは行かずとも最低限の2着を死守している辺りは実力。もう一度この馬の実力に賭けてみたい。
サトノギャラント、アーデント、グランデッツァは3頭横一線。中山コースと荒れ馬場歓迎で一考。
ワールドエースは先に記したとおり、あるならアタマ、2着はないタイプ。

馬券はまずコスモオオゾラの単勝から買ってみたい。
ついで馬単でコスモオオゾラからディープブリランテ、サトノギャラント、アーデント、グランデッツァへウラオモテ8点、最後にワールドエース→コスモオオゾラの裏無しで、単勝を含めて都合10点。
印がなければコスモオオゾラから馬連総流しでも面白いレースだと思うし、取りガミを恐れなければ上記6頭ボックスでもそこそこの配当は狙えるレース。


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