これは本当に涌井さんでスか？【編集完了】

【ロッテ】涌井１２３球熱投「去年と違うところを見せようと思った」(スポーツ報知) - goo ニュース

ロッテの涌井秀章投手（２８）が２７日、ソフトバンクとの開幕戦（ヤフオクＤ）で今季初勝利を挙げた。

　「去年と違うところを見せようと思った」と、最速１４７キロの直球を軸に６安打無失点。「球数を投げても、ゼロで抑えられたらいいと思った」と１２３球の熱投。８勝１２敗だった昨季からの巻き返しへ、最高のスタートを切った。

　伊東監督も「力で抑えてくれた。今日はかなり気持ちが入っていたしね」とたたえた。

[ニッカン式スコア]

○　「涌井、勝ったら俺、松戸の角海老おごる」ってあの人が言ってましたｗ　１勝
●　攝津　１敗
ＨＲ：井口１号
審判：白井、敷田、東、有隅


昨日は外出先から帰宅したのは５回が始まった頃。
前半の攻撃はほとんど見ておらず、気がつけば前半をスコアレスドローで折り返し。
こう書くとサッカーみたいだけれどもまあいっかｗ

しっかしまあ、なんというか…。

これ去年までと同じ涌井さんですよね？(・・;)

ランナーを背負っても、要所要所で冴えに冴えまくるストレート。
これはド素人目でしかないのだけれど、要所でストレートが右打者に対しては食い込んで、左打者には若干逃げていくような、シュート回転がかかったような動きに見えたのは、僕の目が完全にくすんでますね、はい(´・ω・｀)
なんかストレートが心なしか揺れているような気がしたんですよね。

忘れきった頃の沢村賞投手。
腐っても鯛。
申し訳ないけれど、先発が涌井という時点で、今日はどれくらい点を取られるのか、或いはどこまで我慢がきくか…としか思っていなかったので、投球内容を見てそらもうびっくり。
こりゃあ、手がつけられなかった頃の涌井が完全復活じゃないですか。
すくなくとも、昨日の投球内容に関しては文句のつけようがないし、勝負どころでストレートを選択して投げた涌井はもちろん、投げさせた田村も大したもの。
ピンチをことごとく三振で切り抜けて、ガッツポーズでベンチへ帰るその姿が、心なしかオープン戦よりも一回り大きく見えたのは、僕だけではなかったはず。
昨日の試合は、田村にとっても、きっと成長への大きな足がかりを掴んだに違いない。
この試合を足がかりに、より大きく成長してもらいたいし、足がかりとなるような試合であって欲しい、いやなるはずだ。
そして涌井。
いや今日は涌井はさん付けで呼ばせてもらうよ（byエカｗ）
この試合「だけ」を見る限り、半年先の総合成績を云々というのは鬼に笑われそうだけれども、こうした投球内容を重ねていけば、この２、３年不振を極めていた泥沼から完全に抜け出す「復活ののろし」と見てもいいのではないか。
いやそうであってほしい。
この試合みたいな「凄み」のある投球内容こそ、西武で完全無欠のエースだった頃の涌井そのもの。
これ、この試合みたいな投球内容が続けば、ひょっとしたらひょっとするのかも。
まあ、まだわかりませんけどね。１勝２敗ペースじゃ困るわけで(・・;)

桜の蕾とロッテの夢が、少しだけ広がった試合でありました。