健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
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コレステロールは悪者ではない

2015-10-24 20:41:49 | 健康・病気
明日は健康診断だからと、前の晩の食事を控えた経験がありませんか。
そうする理由は、血液検査でコレステロール値が上がることを恐れるからでしょう。
例えば、脂っこい食事や卵などコレステロールを多く含む食品をとると血中のコレステロール値が上がり、そこから動脈硬化を引き起こして脳梗塞や心筋梗塞を起こす。
そうならないためにもコレステロール値を下げる。これが長い間の日本の医療の常識でした。
皆さんもそう信じて、さんざんコレステロール値に怯えてきたはずです。
しかし、こうしたコレステロールに対する常識は根本から間違っています。
第一に、コレステロールは細胞膜や副腎皮質ホルモン、性ホルモン等の原料になる大事な成分で、ぜんぜん悪者ではありません。
体内にコレステロールが不足すると、むしろ困ります。
コレステロールは食事制限や薬で下げ過ぎると筋力低下、脱力感、筋肉痛が起きたり、タンパク質不足など栄養障害を起こす可能性が高くなるのでよほど危険なのです。
第2に、体のコレステロールの80%が肝臓や小腸で作られ、食事で補給されっるのは20%だけなので食事の影響力は少ないわけです。
私たち日本人の食事スタイルはバランスがいいので、そうなるとよほどの暴飲暴食をしない限り、普段の食事でコレステロール値が上がることはないと言えるでしょう。
第3に、体内にコレステロールが少なくなると、エネルギーのミトコンドリアが活性しません。
コレステロールが身体活動に必要だから、スポーツをやる人や活動的な人ほどコレステロール値が高いわけです。
その活動的な人が、動脈硬化になることを恐れて薬でコレステロール値を下げると、ミトコンドリアが機能障害を起こして脳も体も活発に働かなくなります。
以上の理由で、コレステロール値を下げる薬を飲んだり、「卵は1日1個まで」など食事に気を使ってコレステロール値を下げたとしても、健康には特段メリットはないのです。

真の健康はほんの少しの心がけで手にいれることができます。
今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない健康法を教えます。
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