富士山の雪が朝日でほんのりと薄い紅色に染まる「紅(べに)富士」が15日朝、山梨県山中湖村から見られた。
今冬の富士山は積雪が少なく、同村平野の山中湖岸には出現を待ちわびた人たちが湖越しの紅富士を盛んに撮影していた。
この日は、県内全10観測地点で今季一番の冷え込みとなり、同村では氷点下6・8度を観測。富士山は、山頂から静岡県側の宝永山方面に続く帯のような形をした雪に覆われていた。
紅富士は冠雪が朝日に染まるのに対し、葛飾北斎の浮世絵「凱風快晴」で知られる「赤富士」は雪のない山肌が日の光で赤褐色に染まり、晩夏から初秋に見られる。
今冬の富士山は積雪が少なく、同村平野の山中湖岸には出現を待ちわびた人たちが湖越しの紅富士を盛んに撮影していた。
この日は、県内全10観測地点で今季一番の冷え込みとなり、同村では氷点下6・8度を観測。富士山は、山頂から静岡県側の宝永山方面に続く帯のような形をした雪に覆われていた。
紅富士は冠雪が朝日に染まるのに対し、葛飾北斎の浮世絵「凱風快晴」で知られる「赤富士」は雪のない山肌が日の光で赤褐色に染まり、晩夏から初秋に見られる。