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薀蓄

2006-09-06 09:40:33 | other
読めるけど書けない漢字、今日の話題は薀蓄です。僕がビデオ編集とかすることになったきっかけを作ってくれたDr.Gooseって師匠がいます。(出会いはここの「ビデオ編集との出会い」参照)ずーっとメールやり取りしてていろんなことを書いて送ってきてくれます。最近ずっと連載中なのが雑学というか薀蓄満載の記事。おお、今度ブログネタに使わせていただきますよ!と言ったっきりだったので今日は使わせてもらおうかなと(笑)いくつかピックアップしてみます。


★☆★ガラスは液体の仲間?★☆★
ガラスは遠い昔、古代エジプトで発明されたといいます。今でこそガラス玉は見向きもされませんが、当時のエジプトでは人造宝石として珍重されていました。ところでガラスが液体だということをご存じですか?物理的には粘り気がたいへん強く、流動しなくなった液体なのです。固体いというのは、ダイヤモンドとか塩のように、幾何学的な結晶からできているもの。しかし、ガラスには結晶がなく、内部の分子がでたらめに配列しています。また、固体、つまり結晶物質にはある一定の温度に達すると、サッと溶けて液体に変わる性質があります。しかし、ガラスには溶融点がなく、加熱していくとだんだん柔らかくなり、温度が上昇するにつれて、サラサラとした液体になるのです。ガラスのこうした性質を利用して、空気を吹き込んでピンを作ったり、型に入れて鉢を作ったり、広く利用されています。


★☆★ドロップとキャンディのちがいは?★☆★
お菓子にはたくさんの種類がありますが、飴ひとつとりあげてみても、和菓子にはたんきりあめ(http://www.s-liv.com/kiji/bura02/2002/020126.html)、べっこうあめ、金太郎あめ、黒あめなど豊富にあります。洋菓子の飴は、その総称をキャンディといいます。糖液を煮詰める温度で分類してみると、140-160度の高温で煮詰めてできたものがドロップ、バタースカッチ、タフィーなど。100-125度の中温でできるのはキャラメルやヌガー、あまり加熱しないものにシュガータブレット、ゼリービーンズがどがあります。キャンディとドロップは、同じものをさしているように思いがちですが、ハードキャンディのひとつとしてドロップがあるというわけです。ちなみにドロップは一般に酸味のあるものをさして、果実の味や形に作るのが普通です。またバタースカッチはバターを加えて作ったもの。タフィーはナッツ類、チョコレート、コーヒーなどを加えたものです。


★☆★血液は赤いのになぜ血管は青いの?★☆★
けがをしたときに出る血は驚くほど赤いものです。なぜ血液が赤いかといえば、ヘモグロビンという鉄分をもつ赤い色素を含んでいるため。ヘモグロビンは、肺で酸素をたくさん吸収して、各組織へ送る働きをしています。酸素をたくさん含んだヘモグロビンはあざやかな赤色をしていますが、組織に酸素を送り終えると、くらい赤むらさき色に変わってしまいます。外から青く見える血管は、くらい赤むらさき色の血が流れる静脈のほう。血管の壁と皮膚を通して血液を見るために、本当の色よりも青く見えるというわけです。酸素をたくさん含んだ血が流れる動脈は、皮膚からはなれた深いところにあるため見ることはできません。舌の裏側は血管が薄いので、赤むらさき色をした静脈血を見ることができます。なお血液の色は動物によって多少ちがい、貝の血は緑色をしています。これは血液の中に鉄分のかわりに銅が含まれているからだといわれています。


★☆★水───この異常な物質★☆★
この地球は表面の70%以上を水で覆われています。水は地球上をくまなく循環し、全ての生物体の生活を支えています。水分子はH2Oで表され、「へ」の字がたをした分子です。ちょうど折れ曲がったところが「O」原子で、その両端は「H」原子が結合しています。他にも同族の化合物にはH2SやH2Se、H2Teなどもあります。普通はこの同族の化合物は、化学的にも物理的にも性質が似通っているものですが、水分子とこれら同族の物質とはかなり異なっています。同族の化合物の平均の融点は-80度前後なのに対して水分子は0度、沸点も同族の平均は-50度なのに対して水は100度です。本来は水分子の融点は-100度前後、沸点も-80度前後なはずです。これは水には特殊な結合力が働いているからです。(水素結合と言います)だから、この地球上の気温では水は液体でいられるのです。

 ★水の異常性★
   (1)氷は融けて水になると体積が小さくなる。普通の物質は固体の方
      が液体よりも体積が小さい。
   (2)水は4度で体積が最小になる。普通の物質は温度を上昇させると
      膨張する。
   (3)比熱がとても大きい。すなわち、暖まりにくく冷めにくい。
   (4)水はものを良く溶かす。特にイオン性物質を良く溶かす。
  
(1)と(2)のおかげで湖の水は表面から凍るのである。氷は水よりも密度が小さいので、水が凍ると氷になって水に浮かぶ。そして氷は水の表面だけに張り、湖に住む魚達は氷のカバーに守られて冬を過ごせるのです。(3)の性質のおかげで海、湖、川などの温度が昼と夜であまり変わらないのであり、もっと大きな目で見ると一年間の気温の差が極端に大きくなるのを防いでいるのである。(4)の性質が無かったら生命に必要な養分が溶けきれず、生命が誕生しても維持出来なかったはずです。水は生命を育むのに無くてはならないもので、だからこそ各国が競って外の天体に水があるかどうかを探査しているのです。生命は海から誕生したせいもあり、体液の組成は海の組成そのものです。人の身体の70%が水でできているのも関連があるのかもしれませんね。




どうでっしゃろ?まだすんげぇあるんですがまたネタ切れのときに...そう、今日はネタ切れでっす(爆)


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