
ちょっと前の話なんですけど、こんなの落札してみました。
トーカイのLP-jrです。
確か二万ちょっとで入札して、明くる朝みたら落札していたという…(笑)。
出品時の説明では、トーカイのTJ-65ということなので、
HPで確認すると、ボディ・ネック共にマホガニーのいわゆる常識的なLP-jrのマテリアルが使われています。
ところが。
届いたjrのカラーリングをパッと見ると、
「なんか違う…」
若干シースルーされたTVイエローの色合いと下地の木目に違和感が…。
「これ、マホ(ガニー)やないんちゃう…?」
よっく見てみると、マホ独特の木目が出ていない。
それにマホガニーは赤っぽい色合い。その上からイエローを載せてるにしては黄色の発色の仕方が素直すぎる。
どうも黄色の印象がが青白っぽい。
もっとイエローが下地に影響された、独特な出方じゃないとおかしいんですよ。
で、ネックの裏を見て納得。
「この木目はメイプルやない?。ボディは...、どうもアルダーっぽいなぁ…」
もう、ネックの木目の出方は明らかにメイプル。
触った感じもメイプル独特の硬いタッチで、振動の伝わり方も「カッ」て感じのシャープな感触。
マホ独特の柔らかい粘った感じじゃないんですよ。
さらに、一部塗装が禿げているところがあって、その覗いている白い地肌から判別するに、確実にメイプルではないかと。
ボディに関しては、地肌が覗いているところがないので、色合いが確認できないんですが、
なにやらマホのような音と響きもするんだけど、どうも違うっぽい。
かといってキンキンな振動が出るわけでなく、やや柔らかい響きも感じるところから、アルダーではないかと思われます。
木が赤かったらマホという可能性も捨てきれませんが、塗装の出方とかを考えるとアルダーと思った方が無難な気がします。
そうなんですよ。
どうやらこいつ、ストラトと同じ、フェンダー系のマテリアルで組み合わされたギブソン系ギターなんですよ!!(笑)。
気がついた時、「あちゃ~…。こんなんjrとちゃうやん~…」と思ったのですが。
「まてよ?、ということはフェンダー系の木でギブソンやん?。これって結構、いや、かなりおもしろいんとちゃうの?」
例えば、テレキャスターを使ってて、これのリアにP-90のせたらどんな感じになるんだろう?。とか、
Jr弾いてて、もうちょっとシャキっとしたサウンドが欲しい。なんて思ったことないですか?。
私はちょっと前まではテレ(エスクワイア)をメインにしてたんですが、
その時に、もうちょっと高域を押さえたサウンドが欲しい…と思ったことがあって、P-90を載せたらどうなるんだろうと考えたことがありました。
よく、フロント側にP-90を載せたテレを見かけますが、そうではなく、私はリアにP-90が載ったのが欲しかったんです。
しかしテレのブリッジ形状を考えるとそれは不可能なことなんですよね。
また逆にJrを使ってた時に、もうちょっと高域がシャープに出て欲しい瞬間があって、テレのPU載せたらどうなるのか?なんて。
けど、それだと見た目あきらかに「もっさい」(笑)し、
あのサウンドはテレのブリッジとの相乗効果から出てるような気もしますから、単純に移植は無理。
さらに最近の私は、メインのギターはギブソン系にシフトしてますから、スケール的にフェンダー系だと歌いながら弾く自分としては、指板を見ずに弾く場合、ミスを連発するんですよね。
では、フェンダー系のマテリアルでJrを作ってみたら面白いかも…。
なんてことを考えたことがあるんですよ。
そう!!、このトーカイjrはその部分を見事に埋め合わしてるんですよ!!。
今まで、ありそうでない組み合わせを持ったこのギター。
これって結構すごくないですか?。
だって普通ならオーダー・メイドしなきゃないんですから(笑)。
確かに「こんなのJrじゃないっ!」といってしまえばその通りなんですが、
だってこれ、"トーカイ"ですからね。
この時点でもう、Jrじゃないじゃないですか?、言ってしまえば(笑)。
実際このギター、さすが国産のメーカーらしく、非常に作りは良くできてて、鳴りもいいんです。(組み立ては国内かどうか分かりませんが…)
それにちゃんとセットネックなんですよ。
気になるサウンドですが、やっぱり思った通り、普通のJrよりもやや軽く、弾けたサウンドが出てきます。
各弦の分離もよく、ファンキーなコード・カッティングに威力を発揮しそうですね。
ちょっとPUがしょぼい感じがしますが、これは後々ギブソンかダンカンの物に載せ替えてやると、かなりいいギターに化けるかも知れません。
本当にJrとテレの間といった感じの音になってますが、やや存在感に掛けるかな?って感じがします。
うちのバンドは3ピースなので、このままではやや音が弱いですね。
塗装だとは思いますが、ヘッドのインレイ部分もとてもきれいに仕上がって い る、ので..す...が....。
ただ…
"Love Rock"のプリントが…(苦笑)。
本来この部分、ギブソンならば"Les Paul"と入るんですよね。
ここにはコピーを作っている各社、いろいろな工夫をして同じ字体で似たようなロゴを入れてくるんです(Rock'n Rollとかね)。
ロゴ的に見た感じ、うまいこと考えてるとは思うのですが、
ちょっと意味合い的にLove Rockはイタくないですか?(Rock'n Rollもイタイけど)。
そんなんギターに書いてあったら、なんか恥ずかしいし…。
いや、もちろん秘めた心はいつでもLove Rockなんですけどね(笑)。
この部分がちょっといい歳したおっちゃんが持つにはどうかと思うところなんですが、
思いがけず、いい実験材料(?)となるギターが手に入ったので、非常に満足してたりもします。
ただ、ライブで使うのは恥ずかしいなぁ…。
そんなの見えない部分とはいえ、気付く奴は気が付くだろうし。
けど、必要ならば使うでしょうけどね。
ステージで使ってるのを見かけた時は、そっとしてやってください(笑)。
でもカタログには"マホガニー"と記載してあるのに、メイプル&アルダー(多分)ってどうなんでしょう?。
これがもしホントに型番がTJ-65だったとしたら、広告の規制かなんかに引っ掛かったりしないのかなぁ...?。
マホと思って買ったりしてたら、ちょっと凹みますよね。
私の場合、結果オーライだったので別にいいんですけど(笑)。
しかし、得体の知れんギターだなぁ....。
トーカイのLP-jrです。
確か二万ちょっとで入札して、明くる朝みたら落札していたという…(笑)。
出品時の説明では、トーカイのTJ-65ということなので、
HPで確認すると、ボディ・ネック共にマホガニーのいわゆる常識的なLP-jrのマテリアルが使われています。
ところが。
届いたjrのカラーリングをパッと見ると、
「なんか違う…」
若干シースルーされたTVイエローの色合いと下地の木目に違和感が…。
「これ、マホ(ガニー)やないんちゃう…?」
よっく見てみると、マホ独特の木目が出ていない。
それにマホガニーは赤っぽい色合い。その上からイエローを載せてるにしては黄色の発色の仕方が素直すぎる。
どうも黄色の印象がが青白っぽい。
もっとイエローが下地に影響された、独特な出方じゃないとおかしいんですよ。
で、ネックの裏を見て納得。
「この木目はメイプルやない?。ボディは...、どうもアルダーっぽいなぁ…」
もう、ネックの木目の出方は明らかにメイプル。
触った感じもメイプル独特の硬いタッチで、振動の伝わり方も「カッ」て感じのシャープな感触。
マホ独特の柔らかい粘った感じじゃないんですよ。
さらに、一部塗装が禿げているところがあって、その覗いている白い地肌から判別するに、確実にメイプルではないかと。
ボディに関しては、地肌が覗いているところがないので、色合いが確認できないんですが、
なにやらマホのような音と響きもするんだけど、どうも違うっぽい。
かといってキンキンな振動が出るわけでなく、やや柔らかい響きも感じるところから、アルダーではないかと思われます。
木が赤かったらマホという可能性も捨てきれませんが、塗装の出方とかを考えるとアルダーと思った方が無難な気がします。
そうなんですよ。
どうやらこいつ、ストラトと同じ、フェンダー系のマテリアルで組み合わされたギブソン系ギターなんですよ!!(笑)。
気がついた時、「あちゃ~…。こんなんjrとちゃうやん~…」と思ったのですが。
「まてよ?、ということはフェンダー系の木でギブソンやん?。これって結構、いや、かなりおもしろいんとちゃうの?」
例えば、テレキャスターを使ってて、これのリアにP-90のせたらどんな感じになるんだろう?。とか、
Jr弾いてて、もうちょっとシャキっとしたサウンドが欲しい。なんて思ったことないですか?。
私はちょっと前まではテレ(エスクワイア)をメインにしてたんですが、
その時に、もうちょっと高域を押さえたサウンドが欲しい…と思ったことがあって、P-90を載せたらどうなるんだろうと考えたことがありました。
よく、フロント側にP-90を載せたテレを見かけますが、そうではなく、私はリアにP-90が載ったのが欲しかったんです。
しかしテレのブリッジ形状を考えるとそれは不可能なことなんですよね。
また逆にJrを使ってた時に、もうちょっと高域がシャープに出て欲しい瞬間があって、テレのPU載せたらどうなるのか?なんて。
けど、それだと見た目あきらかに「もっさい」(笑)し、
あのサウンドはテレのブリッジとの相乗効果から出てるような気もしますから、単純に移植は無理。
さらに最近の私は、メインのギターはギブソン系にシフトしてますから、スケール的にフェンダー系だと歌いながら弾く自分としては、指板を見ずに弾く場合、ミスを連発するんですよね。
では、フェンダー系のマテリアルでJrを作ってみたら面白いかも…。
なんてことを考えたことがあるんですよ。
そう!!、このトーカイjrはその部分を見事に埋め合わしてるんですよ!!。
今まで、ありそうでない組み合わせを持ったこのギター。
これって結構すごくないですか?。
だって普通ならオーダー・メイドしなきゃないんですから(笑)。
確かに「こんなのJrじゃないっ!」といってしまえばその通りなんですが、
だってこれ、"トーカイ"ですからね。
この時点でもう、Jrじゃないじゃないですか?、言ってしまえば(笑)。
実際このギター、さすが国産のメーカーらしく、非常に作りは良くできてて、鳴りもいいんです。(組み立ては国内かどうか分かりませんが…)
それにちゃんとセットネックなんですよ。
気になるサウンドですが、やっぱり思った通り、普通のJrよりもやや軽く、弾けたサウンドが出てきます。
各弦の分離もよく、ファンキーなコード・カッティングに威力を発揮しそうですね。
ちょっとPUがしょぼい感じがしますが、これは後々ギブソンかダンカンの物に載せ替えてやると、かなりいいギターに化けるかも知れません。
本当にJrとテレの間といった感じの音になってますが、やや存在感に掛けるかな?って感じがします。
うちのバンドは3ピースなので、このままではやや音が弱いですね。
塗装だとは思いますが、ヘッドのインレイ部分もとてもきれいに仕上がって い る、ので..す...が....。
ただ…
"Love Rock"のプリントが…(苦笑)。
本来この部分、ギブソンならば"Les Paul"と入るんですよね。
ここにはコピーを作っている各社、いろいろな工夫をして同じ字体で似たようなロゴを入れてくるんです(Rock'n Rollとかね)。
ロゴ的に見た感じ、うまいこと考えてるとは思うのですが、
ちょっと意味合い的にLove Rockはイタくないですか?(Rock'n Rollもイタイけど)。
そんなんギターに書いてあったら、なんか恥ずかしいし…。
いや、もちろん秘めた心はいつでもLove Rockなんですけどね(笑)。
この部分がちょっといい歳したおっちゃんが持つにはどうかと思うところなんですが、
思いがけず、いい実験材料(?)となるギターが手に入ったので、非常に満足してたりもします。
ただ、ライブで使うのは恥ずかしいなぁ…。
そんなの見えない部分とはいえ、気付く奴は気が付くだろうし。
けど、必要ならば使うでしょうけどね。
ステージで使ってるのを見かけた時は、そっとしてやってください(笑)。
でもカタログには"マホガニー"と記載してあるのに、メイプル&アルダー(多分)ってどうなんでしょう?。
これがもしホントに型番がTJ-65だったとしたら、広告の規制かなんかに引っ掛かったりしないのかなぁ...?。
マホと思って買ったりしてたら、ちょっと凹みますよね。
私の場合、結果オーライだったので別にいいんですけど(笑)。
しかし、得体の知れんギターだなぁ....。

TBありがとうございます。
こちらもTB返ししておきました。
過去のエントリーもいくつか読ませていただきました。楽器やエフェクターの趣味が結構近いような気がしました。
またちょくちょく寄らせていただきます。
ご訪問ありがとうございます。
私もなべちやんさんのエントリーを読ませていただいて、
似たようなこと考えてはる方だなぁ...、と思いました(笑)。
またこれからもよろしくお願い致しますね。
情報、ありがとうございます。
このギター、数年前に手放しているのですが、
これはこれで面白いギターだったんですけどねぇ…。。