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試行錯誤はつづく… Burny SG Custom その3 リア・ピックアップ交換

2009-12-05 01:06:11 | music side guitar
前回の続き、
次に交換したのはリア・ピックアップです。
元々のオリジナルであるフェルナンデスのVH-1からダンカンSH-4JB、同じくSH-1'59nときて、次に選んだのは"ダンカン APH-1b ALNICO 2 PRO"です。
考えてみればこのSG、僕の手元に来てから4回目のPU交換なんですね(笑)。

JBは強過ぎ、59nはケーブル交換により弱くなり過ぎて、その間くらいのPUはないかと、ギブソンのバーストバッカー、57クラシック、ダンカンの59b、SH-2 Jazzあたりで悩んでたんですが、そんな時にこのアルニコ2を見つけたんすよね。
結構前からあるモデルやったみたいなんですが、私は知りませんでした(笑)。

カタログや評判なんかをネットで拾ってみると、なかなか良さげな感じで、オークションでも安く出ていたので購入してみたんですが、コレが正解。

ミッドハイの出方がめちゃ自分好みで、ビッキングのコントロールで音色を変えやすく、潰れ過ぎずかつのエッジの効いたざっくりとしたサウンドで、非常に扱いやすいPUです、これ。

もともとのSGカスタムのキャラクターの特徴がある"いなたい"高域に相まって、中域に厚みと抜けをプラス。ギター本体とのなかなかいいマッチングを見せてくれました。
人によってはアクが強く、癖のある古くさいサウンドかも知れませんが、"ギャンっ"というこれぞSGカスタムって音になってくれました。

メーカーのカタログにもありますが、ややパワーを絞り低域を押さえた設計になっていて、実際ロー側はやや寂しい感はありますね。
そんなことからドンシャリ系のサウンドを求める方には物足りないPUかも。
中域が厚く出るので扱いにくいでしょう。
そしてハム特有の鼻の詰まったような"艶やかさな甘さは薄く"、あんましハムバッキングハムバッキングしてないPUです。
まぁ、その辺が僕の好みに合ってるんですけどね(笑)。

ブンっといたパワー感はないんですが、サウンドのカラーとパワーのバランスが良く、PUだけが特出する事なく、サーキットPU、そしてギター本体と、それぞれを加え絡めて、音を作っていくような感じ。
ポン付けよりも全体でバランスを取れば、さらに魅力が上がる気がしますね。


配線変更で味をなくしてしまった59nに対して、中域にアクがあるアルニコ2。
そしてギター本体のいなたさ、べルデンのザックリ感、トロピカルフィッシュの艶感。
味の固まりとも言えるこの組み合わせは自分としてはかなり面白い仕上がりになってくれました。

そしてこれで色々迷走したSGカスタムも一段落とおもいきや。
今度は…。

リア側が良くなったらフロントが…(笑)。
あちらを立てればこちらが立たず。
今度はフロントが物足りなくなりました。
そんなわけで……交換です!!(笑)。

というわけで、まだしばらく続くようですよ(笑)。


…画像をご覧の通り、カスタムに載せるという事で、ポールピースをゴールドに変更しました。せっかくなんでゴージャスに(笑)。


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