昨日は部屋の中でも34°を記録する始末でしたが夕方から急降下、夜になると寒さを感じる程でした。今日は25°で夫婦とも旅の疲れを癒しています。雨もようなので首相官邸前の行動は欠席です。
妻の67才の誕生日です。三河の娘夫婦からメロンが届きました。一日ゴロゴロして夕食後にいただくことにします。白駒池の駐車場入口で露天のお兄さんに買った甲州桃が安くて(一個100円)美味。桃が欲しくて甲府盆地を通って帰るつもりだったのが猛暑と言うことで麦草峠廻りにしたのです。諦めていた桃、こちらもビッグプレゼントです。
7月4日(水)
夜はモヤシさんの手料理を満喫しながら遅くまでお二人の話を聞きました。1980年夏、池商の生徒たちと一緒に私たち家族4人が世話になって以来32年ぶりのことです。
ゴリさんは私たちの訪問を心待ちにしていてくれたようで入植以来42年のあゆみと思いのたけを聞かせてくれました。おそらくはどなたにも打ち明けたことのない心の奥を披瀝してくれたのですから例えようもなく嬉しく、また身の引き締まるひとときでもありました。
中学を終えて佐賀の農村から「金の卵」として東京の大企業に就職した時から、前人未到の大地を拓いて見事な牧場を作り上げてくるまでの半世紀にわたる人生の物語です。北海道広しといえど、今の世にこのような人がいるとは思えません。
この夫婦の偉いのはそれだけではありません。私たちに対してそうであったようにこの牧場は人々の教育の場として開かれ続けて来たのです。特に親や学校・社会が持て余し、排除してきたこどもたちとゴリさん夫婦が生活を共にしながら歩んだ歴史は日本史の宝です。
ゴリさん夫婦になぜこうしたあゆみができたのか?この日のお話を含めて僕はあれこれと想像しています。入植は1970年、ゴリさん23才です。私たちの時代が生んだ最良の人生がここにある、僕はそう思ったものです。
7月5日(水)
3年後には45周年のお祝いをするとか。その時にはかつての生徒たちや我が家のこどもたちとお祝いに駆けつけたいものです。
ゴリさんの好きな言葉。
「Boys, be ambitious 、like this old man」(クラーク博士の言葉と伝えられる)
ゴリさんたちの事業を受け継ぐ有志にも会いたいものです。
今夏思いがけず8月13日に三親牧場へ立ち寄ることができました。
主人と二人、主人の叔父のお見舞いのため車で北海道へ。場所が帯広でしたので車で約2時間。事前に、もやしさんとも連絡が取れナビをたよりに何とか(汗)たどり着くことができました!
夏のお忙しい中立ち寄らせていただき、ゴリさん、もやしさんに32年前のお礼を言うことが出来ました。
苫小牧へ向かうため数十分と本当に短い時間でしたが、写真を携えお二人に記憶をたどって頂き、懐かしさを共有することが出来ました!何よりお二人がお元気なことがとても嬉しかったです!私たちが宿泊していた場所は砂防ダムとなり状況は変化していきますが、私たちがたしかに十勝広尾の山フンベで過ごした若き日々は忘れることができません。啓介先生ありがとうございました!
今日も猛暑!!!くれぐれもお身体どうぞご自愛下さい!取り急ぎご報告させて頂きました! キー坊
うれしい便りが届いてびっくりした。
本当によかったなあ。
ほかのメンバーは元気にしているかな。