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川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

信濃川大河津分水 新潟あちこち

2010-12-19 07:48:13 | 出会いの旅
13日、昔から来たかった「分水」に寄ることができた。信濃川の洪水対策などのため、ここ大河津から寺泊まで9.1kmの分水路を掘った。本流側には洗堰(あらいせき)、分水側には可動堰が作られ、日々流水量を調節している。

 当日が月曜日で資料館はお休み、洗堰に付設されている魚道観察もできなかった。しかし、今にも降り出しそうな空模様の堰の上に立って上流を眺めるとその壮大さに圧倒される。この川がひとたび暴れた時の恐ろしさを想った。静かな水面に無数の水鳥が憩っていた。
 
 ●信濃川大河津資料館  
http://www.hrr.mlit.go.jp/shinano/ohkouzu/toha/toha-mokuji.htm


 越後平野は広い。ここがコシヒカリの産地であり日本一の穀倉地帯であることはだれでも知っている。しかし、この分水が完成するまで人々が悪水に苦しめられたことを僕は知らなかった。青山士(あきら)の仕事がここにもあった。

 季節の良い時にもう一度訪ねてみたい。 


 ●瀬波温泉大観荘http://www.taikanso.senaminoyu.co.jp/

 この旅館には14日に泊まった。県北の村上市瀬波温泉の海際。部屋からも温泉からも日本海がすぐ目の前に広がる。料理も言うことなしで一泊一万円。この日、同道した萩原の兄やんが驚いていた。

 ●イヨボヤ会館http://www.iwafune.ne.jp/~iyoboya/

 15日は朝から雪。三面(みおもて)川に近いイヨボヤ会館を見学。鮭(さけ)の孵化の様子を実際に見ることができて興味深い。

 地下の鮭観察自然館は 三面川の分流(種川)を遡上してくる鮭の群れを直接ガラス越しに観察できるようになっている。3Fの展望台から眺める三面川の雪景色は山水画を眺めているようだ。

 ●雪の三面川http://blog.u-ohtaki.com/?eid=1319224 

弥彦だより

2010-12-14 08:58:55 | 出会いの旅

12月13日(月)曇りのち小雨

 燕三条で降りて娘の友人の墓参り。三条の山間の寺におつれあいとご両親が案内してくださる。30を過ぎたばかりの早世である。この日、お連れあいは東京からわざわざ来てくれたという。夫の故郷に愛着を感じ始めるようになったころに逝かれたのであろう。「川越にも来てね」と声をかけてお別れする。

 信濃川分水の広大な風景の中をさまよったあと、獅子が鼻というところで日本海の風景を楽しむ。曇り空で佐渡はみえない.。

 

 宿についたあと、弥彦神社に参詣。宿のご馳走攻めに降参。「みのや」。環境も風呂も食事も言う事なし。

今日はこれから新潟港へ。小雨模様で弥彦山にたちのぼる朝もやが美しい。

 「新潟日報」に今日の追悼集会を主催する坂中英徳さんの記事が出ています。「北朝鮮 日本人妻・残留日本人問題」「悲劇風化させるな」。


西伊豆・井田の海

2010-12-07 11:10:27 | 出会いの旅
 今日は西伊豆の海の魚たちの様子を撮ったすばらしい写真を紹介します。ゆっくりごらんになって下さい。

 ●DIVERSHIGH http://aquaspace.blog1.fc2.com/blog-entry-1757.html

 凄いタカベの群れです。タカベといえば大島に住んでいたころ、「タカベのせごし」を時々食べさせてもらいました。こんな群れをなして泳いでいるのですね。

 ●タカベのせごしhttp://blog.goo.ne.jp/yoshikawasuisan02/e/85d75ab95bd66c3f01e2164ca64b2689

 遠い昔、同僚の大木さんの実家で自転車を借り、大瀬崎から西伊豆をサイクリングしたことがあります。山道のような道路を下って井田に向かうところに遺跡があリました。今回(11月19日)40年ぶりにその遺跡を見に井田に連れて行ってもらいました。

 ●井田松江古墳群http://wiki.livedoor.jp/ksg_recon/d/%B0%E6%C5%C4%BE%BE%B9%BE%B8%C5%CA%AF%B7%B2 

 西伊豆でももっとも辺境の村ですが今は立派な道路が通っています。海岸の天野荘という民宿・食堂で昼食にしたのですが、主人の喜一朗さんがこのブログを紹介してくれたのです。
 喜一朗さんはサラリーマン生活を卒業して生まれた村に帰り、民宿のほか「井田マリンサービス」を経営しています。子どもの時には見えなかったこの村の魅力を再発見して村おこしにも尽力しているようすです。

 僕はもうこのきれいな海に潜ることは出来ません。それでもまた機会を作って訪ねたいと思います。

 ●井田マリンサービスhttp://ita-ms.com/log.htm

紅葉と富士

2010-11-20 21:20:55 | 出会いの旅
今夕5時、ほぼ予定通りの日程で無事帰ってきました。紅葉と富士山を堪能した日々でした。昨日は快晴無風で達磨山(西伊豆・戸田)からの富士山と南アルプスの展望がすばらしかった。そのアルプスの谷間を訪ねたわけですがいずれゆっくり報告します。

 達磨山ではありませんが近くのカメラがとらえた富士山をご覧下さい。

 ●達磨山高原ライブカメラhttp://daruma.city.izu.shizuoka.jp/

 留守中も「川越だより」を覗いてくださってありがとうございます。明日から定期刊行?に戻ります。

南アルプスの麓から奥大井へ

2010-11-15 05:27:09 | 出会いの旅
【川越だより】のアクセス・ランキング

   過去1週間の閲覧数・訪問者数とランキング(日別)

   日付   閲覧数 訪問者数 ランキング
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2010.11.13(土) 717 PV 204 IP 5775 位 / 1493699ブログ
2010.11.12(金) 445 PV 184 IP 6655 位 / 1493200ブログ
2010.11.11(木) 478 PV 217 IP 5003 位 / 1492726ブログ
2010.11.10(水) 706 PV 243 IP 4027 位 / 1492265ブログ
2010.11.09(火) 507 PV 223 IP 5022 位 / 1491760ブログ
2010.11.08(月) 629 PV 235 IP 4665 位 / 1491157ブログ

   過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)

      日付     閲覧数 訪問者数 ランキング
2010.11.07 ~ 2010.11.13 3959 PV 1536 IP 5015 位 / 1493699ブログ
2010.10.31 ~ 2010.11.06 3859 PV 1565 IP 4772 位 / 1490269ブログ
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 今日はこれから山梨県早川町に向かいます。南アルプスの麓の村です。ここの雨畑というところで一泊した後、明日、山伏峠を越えて奥大井に下ります。大井川の源流部です。昔から一度は訪ねたかったところです。今のところ井川雨畑林道も通れるようです。

 ●山梨県早川町早川http://www.sanson-net.com/higasidata/hayakawa/hayakawa.html

●井川雨畑林道http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=90

 奥大井の川根本町「もりのくに」で一泊した後、伊豆高原の保養所で過ごしてきます。「川根だより」を出せるでしょうか?「川越だより」は勝手ながらお休みです。

 ●静岡県川根本町http://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/kanko/default.asp

穗谷 一祥 さん

2010-11-13 10:16:52 | 出会いの旅
 10月24日に和歌山から京都に駆けつけて私たちを案内してくれた穂谷一祥(ほたにかずよし)さんを紹介します。

 僕には耳慣れなかった「民間救急」という分野の先駆けとなった方です。自ら設立した「和歌山福祉救急移送株式会社」の社長さんで現在日本中を飛び回りながら「民間救急」のネットワーク造りに取り組んでおられます。

 HPに写真も載っています。20年もバスの運転をしておられた穂谷さんが「民間救急」を立ち上げた動機はお父さんの急逝にあったようです。

 「私がこの世界に飛び込んだのは、父親が数年前に自宅で心筋梗塞を起こし、救急車が到着する前に亡くなってしまったと言う経験から、消防署の救急車に緊急性のある患者様を少しでも早く病院へ搬送し、救える命を救っていただきたいが為です。
近年の傾向として、軽症患者様が救急車を呼ばれる率が高く、緊急性のある患者様の搬送に遅れが生じていることです。
少子高齢化社会により今までのように家族様が入退院時に搬送する様な機会が今後少なくなってくるであろうと考え、少しでもお役に立てればと言った考えのもと立ち上げた次第です。
地方にも若者が必要なんです。今後故郷和歌山でのUターンの雇用にもお役に立てればと考えています。」

 ●和歌山民間救急 穂谷社長http://www6.ocn.ne.jp/~waminkyu/gaiyou.htm

 ダウンタウンの田雅功さんと高校が同期だといいますから40代後半の働き盛りです。帽子を取った姿は精悍そのものでエネルギッシュです。

 車両での移送だけではなく飛行機で国内はもとより外国にもお客さんを運ぶのだといいます。体に不具合が生じた方を病院や自宅など遠くまで搬送するのですから並大抵の仕事ではないはずです。

 緊急性の高い、そんな仕事をしている方がはるばる和歌山から見ず知らずの私たちに会いに来てくれ京都見物をさせてくれたのです。息子夫婦は言うに及ばず、私たちも「びっくり」するのは当然ですね。

 穂谷さんは僕の主治医・西尾先生のイトコだったのです。それもただ血がつながっているというだけではなく兄弟のように育ったといいます。

 働き盛りになった今も二人は時々いっぱいやっているようです。お話を聞いていると「西尾先生」がぐっと身近に感じられるようになります。

 何かの必要があってイトコの関連事項を検索しているうちに「川越だより」の記事に出会ったということです。この記事かな。

 ●「愁眉を開く」川越だよりhttp://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/f4f2c93d67e20e77175125328548d481

 それにしても何というありがたい心づくしでしょう。僕は癌研で西尾先生の世話になった御陰で京都でこんな考えられない穂谷さんのもてなしを受けたのです。

 お礼のメールに返信がありました。

早々にありがとうございます。
楽しい1日になり
私がリフレッシュさせていただきました!
機会があれば横浜・川越に行かせていただきます
その時は、よろしくお願いいたします。
追伸:ぬいぐるみ(手作り)大事にします
   事務所のデスク前に居ます

 
 妻が作った猫のぬいぐるみを仕事机に置いてくれているとか。横浜の息子夫婦の店か、川越の我が家か、いずれきっと寄ってくれることでしょう。今から楽しみにしています。先生も来てくれるといいなあ。

 ●Bar招福堂http://r.gnavi.co.jp/a181700/
 

北関東に深まりゆく秋を訪ねて

2010-11-10 20:29:32 | 出会いの旅
 11月7日(日)晴れ

 6時、朝が弱いため我が家に泊まったAくんを含む3人が近所のMS観光の車庫から出発。

日暮里で40人が乗り込み総勢は43人。8時過ぎ、いよいよ第11回「きいちご移動教室」の始まりです。

 参加者の内訳。①中国残留日本人孤児とその家族19人②脱北帰国者7人③在日コリアン5人④在日台湾人1人⑤ビルマ難民3人⑥在日タイ人1人⑦日本人7人。(70歳以上5人、中学生以下4人)

 今回の参加者の特徴は残留孤児家族が少ないこと、高齢化が進んで日帰り旅行はきついというメッセージが届いています。その分、多民族多国籍化が進みました。ビルマやタイから来た方々が参加してくれるのは初めてです。

 移動教室の「先生」役を務める僕は今までビルマやタイから来た人たちに会ったことがありません。名前をきちんと呼ぶことからお勉強です。他の人々はどうでしょう?一日の交流を通して友達になれるといいな。

 交通事情は杞憂に終わり、10時には渡良瀬遊水池着。「この宏大な遊水池は何のために作られたか?」 これが僕の出した課題です。展望台のパネルなどをよく読めば分かるはずです。

 ●渡良瀬遊水池展望台http://hirohi.cocolog-nifty.com/hirohi1/2009/12/post-7c8e.html

 これだけの宏大な葦原は日本にはほかにないと思います。今日は残念ながら富士山・浅間山・筑波山などの遠望が効きませんが雄大な景観に皆さん心を奪われたようです。パネルを一生懸命に読んでいる方もおられます。


 展望台を下りて廃村とされた「谷中村跡」を歩きました。小綿・高柳先生が案内してくれます。今も墓石が残るあたりに来ると昔ここに人々の生活があったことをいくらか実感することが出来ます。「釣り鐘」をつく人、備え付けのノートに感想を書く人。

 ●谷中村跡http://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/e713c86d55bccd6fc5d81fd67d5abb62

 大人たちが歴史散歩をしている間に子どもたちは竹とんぼをとばして遊びました。「川越遊びの学校」の徳松さんがお手製の竹とんぼをプレゼントしてくれたのです。広い広い芝生の広場で心ゆくまで楽しんだようです。

 少し早めの昼食にしました。谷中湖に臨む広場でグループごとに弁当を広げます。

 昼過ぎ渡良瀬遊水池を後にして佐野の田中正造旧宅に向かいます。途中、旧藤岡町内の渡良瀬川の畔に立って谷中村方面を見つめる田中正造の銅像をバスの中から見ることが出来ました。

 ●田中正造生家http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=4389efd7c0263c25b62e7d61a11b853b

 43人がグループごとに墓と生家を見学。鉱毒の元凶との闘いに生涯を捧げた人の面影が少しでも想像できたでしょうか。生家前で記念撮影。写真を見るたびに「田中正造」を思い出して関心を深めてくれるといいな。村の人がおみやげに柿を持たせてくれました。

 足利では「足利学校」を見学した後、鑁阿寺(ばんなじ)などを思い思いに見学・散歩しました。僕は「足利ファン」でよく訪ねるところですが「足利学校」は?十年ぶりです。ほとんど何の記憶もよみがえってきません。今回は友人たちと一緒なので何かが刻印されるのでしょうか。「先生」が是では困ったものです。

 ●足利学校http://www.ashikagagakko.jp/index.php 

 鑁阿寺の大銀杏が深まり行く秋の気配を感じさせてくれました。

 4時過ぎ足利発、日暮里到着は7時過ぎ。

 

雨の丹後半島

2010-11-04 21:11:35 | 出会いの旅
ここのところ珍しく「忙しい」日が続きました。2日、きいちご移動教室の下見で栃木県栃木市・佐野市へ、3日、きいちご多文化共生基金の「この人に聞く」で東京・田町へ。書くことが貯まってしまいます。

 今日は川越公園を歩いたあと温泉でゆっくりしてきました。妻も珍しく一日布団の中です。



 10月28日(金)雨

 朝から雨だが丹後半島一周に出かける。半島というので山ばかりかと思っていたら谷津の平野が広く農地が豊かなことに驚く。あちこちに古社があり、朝鮮半島などからの渡来の歴史を感じる。

 経ヶ岬についたときには雨が上がったので長い階段の道を登って灯台まで行ってみた。

●経ヶ岬灯台http://www.h4.dion.ne.jp/~yama44/kanko/kyogamisaki.htm

 室戸岬の灯台によく似ている灯台では灯台記念日の一般公開の準備が進んでいて見学は出来ない。植生も対馬海流のせいか、室戸あたりに似ている。

 伊根方面に向かうと宇良神社があった。浦島伝説の地だ。

 ●宇良神社http://www.geocities.jp/k_saito_site/album8.html

 帰ってから聞いたことだが、友人の坂中さんのご両親の故郷はこの地で、彼は少年の日、この神社でも過ごしたらしい。お父さんのお墓もここにあり、自分もいずれ世話になるといっていた。こんな所に帰るところがある人は幸いである。
 他日、故郷・丹後についてゆっくり聞かせてもらおうと思う。

 伊根の港に近い海岸プチに「新井崎神社」とあったので寄る。ここは徐福伝説の地だ。

 ●新井崎神社http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/e/554e85fac38007845bfa75ec90543aff

 伊根の市街を見たあと丘の上の道の駅で昼食。例によって僕はソフトクリームだけ。ここからは伊根湾が一望できる。舟屋の数が僕の想像より遙かに多かった。入り江一帯につながっている。ぶり漁で賑わった頃を想像した。

 ●「舟屋の里 伊根」http://www.funaya.org/

 丹後半島は素通りに終わったが歴史の秘密が詰まっているような気がする。「神代」に関心を持つ妻には特に魅力的に見えるらしい。また今度、ゆっくり訪ねる機会を作りたい。 
 
 旅の終わりに丹波篠山を訪ねることにする。若い友人のFくんの故郷をどうしても見ておきたかった。高速を乗り継いでたどり着くことは出来たが「篠山城址」を数分歩いてみるのが精一杯だった。

 ●丹波篠山城址http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/sasayama.htm

 京都への道を急いだがこのあたりも豊かな田園地帯が続いていた。

舞鶴

2010-11-02 05:30:21 | 出会いの旅
 10月27日(木)曇り

 風光の美しい舞鶴湾では引揚記念館でボランティアガイドさんの丁寧な説明を受けた後、浮島丸の追悼碑にもよってみた。

 敗戦後のシベリアや満州からの日本人の引揚について知ることはもとより大事なことだが、朝鮮人の日本からの帰還時にこの舞鶴で起きた悲劇が「引揚記念館」で紹介されていないことは私たち日本人の矜恃に関わる欠陥ではないか。
 
 ●舞鶴引揚記念館・引揚記念公園http://www.maizuru-bunkajigyoudan.or.jp/hikiage_homepage/next.html

 ●浮島丸殉難者追悼の碑http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/0815-ukisima.htm

 昼食は若狭湾の景観がすばらしい「ふるる」。妻が料理のできをほめていた。朝夕の旅館の料理を満喫して旅に出ると昼食を食べられなくなる僕は海の景色を堪能した。

 西舞鶴の田辺城址と1998年に訪ねたことがある「天橋立」を歩いたらもう夕暮れ。

 ●田辺城址http://www.geocities.jp/k_saito_site/doc/tango/tanabejyo.html

 この日の宿となった「ホテル・セントラーレ京丹後」はすばらしかった。施設も快適だが料理が美味しく、安いときている。町の高台にあって眺めも良い。丹後半島や天橋立方面を訪ねる方におすすめだ。
  
 ●ホテル・セントラーレ京丹後http://www.centrale.co.jp/
 

「きいちご移動教室」へのお誘い

2010-10-31 09:06:55 | 出会いの旅
 昨日は台風の余波なのか一日中雨で家に閉じこもっていました。今日は午後から小学校(高知県安芸郡室戸岬町立津呂小学校)のクラス会です。東京・本郷の馥苑に出かけます。闘病中の友人を励ますのが目的です。

 今度の日曜日に「きいちご移動教室」があります。中国残留日本孤児をはじめ、中国・朝鮮・ビルマ・タイなどから来た人々に日本の人と自然を紹介するのが目的です。

 今回は日帰りで栃木県足利市などを訪ねます。現在、参加登録を済ませた方は40人です。あと、8名は余裕があります。関心がある方がおられたらどうぞ遠慮なく参加してください。

 申し込み先 keisukelap@yahoo.co.jp

<第11回きいちご移動教室>
>
> 北関東に深まりゆく秋を訪ねて
>
>
> 今回は日帰りのバスの旅です。先年訪ねた足尾に源を発する渡良瀬(わたらせ)川の中・下流地域の街や村里を訪ねます。関東地方ではもっとも早くから拓けたところで秋の実りも豊かなはずです。
>
>  足尾鉱毒と生涯にわたって闘い続けた田中正造のふるさとでもあります。今回はどんな
>出会いが待っているでしょう?
>
>  ●目的地 栃木県足利(あしかが)市・佐野(さの)市・渡良瀬(わたらせ)遊水池
>
>
>  ●時 2010年11月7日(日)7時50分集合 8時出発
>
>  ●集合場所 JR日暮里駅東口広場(北口改札を出て右に行くと東口広場に出ます)
>
>  ●参加費 大人(高校生以上)1000円
>
>       こども(3歳以上) 500円
>
>  ●必需携帯物品 昼食(弁当) レジャーシート 雨具
>
>  ●服装 歩くのに適した服装と靴

針江・伏流水の恵み 

2010-10-30 14:33:43 | 出会いの旅
 10月26日(火)曇り時々雨

 (つづき)

 針江公民館について「生水の里委員会」で一人1000円也の「参加料」を払って手続きを済ませるとボランティアガイドの福田玉江さんが早速、針江地区を案内してくれる。

 「この村は水脈の上にある」という。遠くに見える比良山系の山々に降った雨が何百年かの月日ののちに伏流水となってこの地区で地上近くを流れているのだろう。

 針江の民家の特徴はどの家も「かばた(川端)」という台所の水場を持っていることだ。ぼくが驚いたのはどの家も自噴泉を掘削していてその水を飲み水などとして利用していることだ。10数m掘るとどこでも水が噴き出すらしい。水温は年間を通して13度だという。

 僕は各家が流水を洗い場などとして取り込んでいるのかと思いこんでいた。利用した水は流水となって共同溝を流れて行くので外見はそう見える。

 優れたレポートがあるので紹介する。この土地の人々がこの「かばた」のある暮らしを「遅れたもの」から「豊かなもの」へと再発見し、村造りの核として生かすようになった経緯とその思想を読み取ることが出来る。

 
  ●「水と人が共生するー川端のある暮らし」http://www.bgf.or.jp/andly/content/070516r.html

 息子のお連れ合いの弘子さんがTVを見てここに来ることになったのだが福田さんをはじめとするこの村の人々の取り組みは私たちの未来に希望の灯火となってくれるような気がした。

 ●印象に残ったこと

①どの家の「かばた」にも大きな鯉が10匹近く泳いでいる。残飯などをキレイにしてくれ、家族の一員に近い存在だという。「食べてしまうなんてとんでもない」。

 鯉は街を流れる水路のどこにもいるが魚屋さんの生け簀には1m級のがうようよ、是もびっくり。

②「かばたトンボ」。竹細工工房のまえにトンボ細工が並んでいた。扇子の骨とクロ竹で作るらしい。細い竹の枝先にトンボが止まっている。トンボの口先が尖っていて、それを枝先で受けてヤジロベーのようにバランスをとっている。見事な細工だと思う。妻がひとつ買って息子たちの店に贈った。

 「梅花藻の花」も初めて見た。かわいい。

 ●「かばたトンボ」と「梅花藻の花」http://blogs.yahoo.co.jp/kimtom6857/61154969.html


 見学が終わったころ雨になった。新旭駅で息子夫婦と別れた。彼らは湖西線で京都駅に向かい横浜に帰る。今年もいい旅が出来て良かった。

 僕らは湖畔道路で今津に出て若狭に向かう。雨と風が強くなってきた頃、若狭高浜町の国民宿舎「城山荘」につく。

 風呂が海に面していて大荒れに荒れる若狭湾の風光がすばらしい。強風の中を鳶が飛ぶ。こんな景色はそう見られるものではない。

貴船神社  鞍馬寺

2010-10-29 20:00:23 | 出会いの旅
 昨夜遅く京都の旅から帰り着きました。最終日は一日雨模様でしたが楽しい旅を満喫することが出来て何よりでした。今朝は遅くまで寝て、午後川越公園を散歩してきました。

 忘れないうちに旅のメモ。



    10月26日(火)曇り一時雨

 レンタカーで滋賀県高島市の「針江生水の里」を訪ねる日だ。鞍馬寺を通るコースを通ることにした。

 昨夕、五条大橋の袂で「牛若丸と弁慶」の像を見て遠い昔の記憶がよみがえってきたのだ。

 弟は小さい頃「京の五条の橋の上…」という唄をよく歌っていた。僕は近所のお姉さんたちに教わったのか、「父は尾張の露と消え…」と口ずさんだ。

 二つの唄は別物だが、僕の記憶の中では「牛若丸ー五条の大橋ー鞍馬山」はひとつながりで弟の思い出とともにある。

 そういえば弟の命日(1955年10月31日死去)も近い。何かの縁だと思ったのだった。

 ちなみに僕がうたった唄はこんな唄だ。一番と二番はよく憶えている。

  「牛若丸の歌」

一、父は尾張の露と消え
母は平家にとらえられ
兄は伊豆に流されて
おのれ一人は鞍馬山

二、敵(かたき)の平家をほろぼして
わが家源氏をおこさんと
ひるは学問剣術は
人目をしのぶ夜のわざ

三、七つの道具をなげだして
弁慶あやまる五条橋
金売吉次がおともして
落ちゆく先は奥州路

四、鏡の宿の元服に
その名は義経源九郎
途中のなんぎ切りぬけて
秀衡やかたに着きにけり

五、ほどなく源氏の花咲くや
兄頼朝の命をうけ
朝日将軍義仲を
ただひと打ちにほろぼして

六、ひよどりごえの逆落し
屋島の海の弓流し
壇の浦では八そうとび
永くほまれをのこしけり


●「牛若丸」(曲)http://www.yuugao-net.com/doyoshoka_mp3.html


堀川通りに続く山道をどこまでも行くと最初についたのは貴船神社だった。参拝の後、賀茂川の源流部に当たる清流に沿って歩いてみた。都会育ちで田舎の生活を体験したことのない弘子さんが美味しい空気をすって散歩を楽しんでいる様子がうれしい。

 古来京都の水の神様であり、縁結びの神でもあるらしい。女性の一人旅や若いカップルを見た。

 僕は京都の北山の果ての清流に沿って旅館?街が続いていることにびっくりした。まさに「奥座敷」なのだろう。


  ●貴船神社http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/kifune-jinjya.htm


 お目当ての鞍馬寺にはまいった。拝観料を払って入場したまでは良かったのだが本堂は山の上でケーブルを利用するらしい。是ではとても時間が足りない。早々に決断して拝観は他日を期すことに。僕が思っていたよりは寺域が遙かに宏大でゆっくり過ごしたいところのように思えた。

 いくつも山を越えて約束の時間(13時)の少し前に滋賀県高島市の針江公民館に着くことが出来た。(つづく)


 

龍馬・慎太郎の墓に参る  京都だより(続)

2010-10-25 11:58:29 | 出会いの旅

10月25日(月) 曇り一時小雨

 午前中、宿近くの二条城。こんなに大きな城だったのか。僕は徳川の京都事務所だから二条の一角にある館くらいにしか考えていなかった。公家を囲い込み、豊臣(大阪)をけん制するにはそうは行かなかったのか。「京都城」ともいうべき構えに驚く。(中学の修学旅行にこれなかったためか初見学)

 午後、みんなは山崎の蒸留所に行くが僕は宿で一休みした後、レンタサイクルで走り回る。

 御所、京都大学。正門近くに「前総長」という人の銅像が並んでいるのに驚く。どういうことだろう。

 門を出たところに吉田神社があった。参詣してみると後ろの丘が「吉田山」だとある。登ってみた。やはり「紅燃える丘の花」の碑はあった。

 大きな声を出して歌ってみた。

●http://17.pro.tok2.com/~mmt69/174kurenaimoyuru.html

 (「都の花」は「都の春」です)

 ここまで来たからには「竜馬」「慎太郎」に会っておこうと円山公園、霊山護国神社に向かう。

 長い坂を上って二人の「墓」にまいった。

「おまんら、ようがんばったのう。その勇気をちっとば分けてくれるかよ」。

 5時をしらせるメロディー。眼前に広がる京都の全景。ここまできて本当によかった。

5条の大橋をわたり、堀川通りを北上して宿に着いたのは6時。もう真っ暗だが京都の街はわかりやすく道も広いので不安はなかった。

 


「びっくりした」 京都だより

2010-10-25 09:02:24 | 出会いの旅
10月25日(月)

昨日、昼前に京都につきました。驚いたことに穂谷さんというかたが迎えに出てくれていました。和歌山からわざわざ来てくれたというのです。

南禅寺の門前の「順正」という豆腐料理店で昼食をご馳走になった後、南禅寺、哲学の道、清水寺と案内してもらいました。清水では雨となりましたがおかげで快適で楽しい京都の半日を過すことが出来ました。

穂谷さんは「川越だより」を読んでくださる方ですがここ数年僕とかかわりを持つことになったあるかたの従兄だったのです。それにしても和歌山から車を飛ばして見ず知らずの者のためにかけつけてくれたのですから「びっくり」です。活動的で面白い方であることはいうまでもありません。

川越に帰ったらいずれゆっくり紹介させてもらいます。どなた?の従兄なのか。

「川越だより」にもたびたび実名で登場する方です。当ててくれた方には京都土産を差し上げましょう。

夜、妻と息子夫婦は街に研修に出ました。僕は疲れ果ててgo to bed.「竜馬伝」は目が覚めたので見ることが出来ました。舞台はこの近くだったようです。

今朝は曇り空。午後からは雨になるかもしれません。よく寝たので元気です。
 

京滋の旅に出ます

2010-10-23 20:28:48 | 出会いの旅
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今日はこれから京都に向かいます。楽しみにしてきた息子夫婦との旅が始まります。宿が決まっているだけでどんなところを訪ねることになるかはよくは知りません。

 びっくりする方との出会いもあるかもしれません。楽しみです。

  ●京滋の旅http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/3100e32f1480b3f56315a95ce17105cb

 帰越は木曜日の予定です。「京都だより」が出せるといいですね。