川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

愁眉を開く

2008-05-29 08:08:32 | 父・家族・自分
 28日(水) 豊洲駅近くの「竹ちゃん」で遅い昼食。ここは魚河岸にも近く、新鮮でボリュームもあるちらし寿司を食べさせてくれる。癌研に通うようになってスッカリお馴染みになってしまった。
 約束の時間より一時間以上遅れて診察室に入ると主治医の西尾誠人先生のデスクのまえに二枚のCT写真が並んで映し出されている。4月はじめと5月26日のぼくの右肺。患部が小さくなっているのが素人目にもわかる。
 副作用の聞き取りなどで、先生から病状の説明があるまでにはいくらか時間がかかる。抗ガン剤に効き目があり、癌が小さくなってきたことがようやくつげられる。
 ぼくは効果の程はやってみなくては解らない、割合としては低いと承知していたので、正直嬉しかった。お礼を言うと先生は「ぼくのせいじゃないよ」といいながら、第3クールにすすむことを提案してくれる。「本人がもうイイというなら別だが、医者としては勧めます。」
 今回の抗ガン剤は「タキソール(パクリタキセル)」と「パラプラチン(カルボプラチン)」の2種類の組み合わせ。これがとりあえず、効果をみせているので引き続き、治療を続けるということ。
 
 来週後半以降に3回目の入院をして同じ薬の投与を受けます。順調なら7月に4回目。効き目があることが確かめられたので、副作用に耐える期間も気分が今までとは違うかも知れません。とりあえず、あと2ヶ月の辛抱です。先生はこれから一週間シカゴに出張です。抗ガン剤の学会で2万人の医者が集まると言います。一足飛びにと言うわけにはいかないが少しずつ成果はあるということです。

 川越に帰って、行きつけのお好み焼き店で娘と3人で祝杯。横浜の息子にも娘からメールで報された。店主が天然真鯛の兜煮を作ってくれる。超安値、大サービス。家族一同、「愁眉を開く」。
 
 

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1 コメント

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快哉! (カツヨシ)
2008-05-29 09:18:30
 「愁眉を開く」の報に思わず「快哉!」を叫びました。明るい見通しが持てて良かったですね。これからも「がんばりません。あきらめません。やりたいことをやります」路線で行きましょう。一緒に「遠くまで行くんだ」という思いです。まずは啓賀、モトエ! 慶賀!!
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