レンデンローズ(キンポーゲ科)花言葉は、丈夫。多年草で有毒植物。山野の日当たりの良い所に咲き、茎は高さ50cm位に直立し、晩春その頂ごとに黄色い光沢のある五弁花をつける。別名を「ウマのあしがた」とも言うが、深く五裂した手のひら状の葉の形をうまのひずめの跡に見立てたもの。草原の風に揺れて,辺り一面黄金色に波うつさまは見事である。同属に道端や溝にはえる「きつねのぼたん」がある。葉が牡丹に似ていることから名ずけられたもので同じように毒草である。「水ひいて畦縦横や金鳳花 原 石鼎」「金鳳華子らの遊びは野にはずむ 橋本多佳子」「きんぽうげ川波霧を押し開く 飯田龍太」「野の辻は四方見通し金鳳花 有働木母寺」「繚乱の氷河頭上に金鳳花 有働 亭」「金鳳花足袋の白さに慰められ 小坂順子」「狐にも狐の牡丹咲きにけり 相生垣瓜人」「ほがらかに野川流る金鳳花 黒坂紫陽子」「大宰府の畦道潰えきんぽうげ 山口青邨」「きんぽうげ山雨ぱらりと降つて晴れ 岡田日郎」「金鳳花まだ風荒き行者道 古賀まり子」。別名クリスマスローズ。(金鳳花 持つ手の端に チョコレ―ト ケイスケ)