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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

鷺草

2013-08-02 05:27:14 | 日記
鷺草(ラン科)花言葉は心の強さ。山地の湿地に生え、観賞用に栽培される。高さ20~40cm、葉は線形で長さ6~9cm、基部は鞘となって茎を包む。7~8月、頂に径3cmの白い花が2~3個咲く。花には距があり、唇弁は糸状に細裂している。「花壇地錦抄」には「鷺草六、七寸計有小花也。花形其鳥飛る形に似て色も又左の如く。茎一本に二、三りん咲くもあるゆへ、つれさざ共云」と見えている。だが「連鷺草」の名は別属にもある。幻想的な世界へイメージが膨らむ花で、白鷺の飛翔の姿そのものに見えるさまが美しい。「風が吹き鷺草の皆飛ぶが如 高浜虚子」「鷺草のもうこれ以上待てませぬ 加藤楸邨」「鷺草はとぶごと日照雨燃ゆるごと 西村公風」「さぎ草の鷺の嘴さへきざみ咲く 皆吉爽風」「鷺草の鷺は二羽つれ二羽の鷺 石原八束」「変哲もなし鷺草の咲くまでは 福永鳴風」「揺れながら鷺草ひらくつまびらか 斉藤美規」「鷺草の翼はりつめし氣の疲れ 樋笠 文」「鷺草にいま会うて來し息づかい 梶山千鶴子」「鷺草の飛べば穢るる白ならむ 片山由美子」。(青空の もとに鷺草 白這える ケイスケ)