振り向けば大宮の夜が明ける。 少し変わった角度から眺めるの!

大宮在住。
伸び行く大宮市、
その時々の目に留まったことなどを楽しくユーモアも交えて
書きたいと思います。

加賀友禅吉祥模様の揺るぎない華やかさ!

2019-02-22 09:39:20 | ブログ

輪島塗の菓子鉢

青海波(波の模様のこと)と 七宝文様(

漆で出す藍色の三重奏のハーモニー

 

上の縁の周りにある黒い半円は、照明の影です。

照明が強すぎて光沢の藍色が実物より良くは出ていません

がこれでご辛抱を。

横からの姿見です。

メディア、百貨店様ご推薦とあります。

時代の波に乗っていると強い照明の元、証明されました。

なんと器の下、底も金箔です。

海の底には金塊が眠っています。

 

 

 

 

出品者 采色塗 なか門

艶のある声が器の中から聴こえてきました。

透明度が高い輪島の海から、その眩く光る海の心地を

お茶席で感じて頂きたく制作し、

青い海での波の中、太陽が揺らぐ光線を表現しました。

 

青海波を蒔絵で七宝紋は沈金で光の変化を表現しました。

(トップに戻って良く見てください、技法が違うのです。)

 

漆で出すのは中々難しいブルーも挑戦し、

蒔絵師、上塗師、沈金師、の表現技術力にも注目して

いただきたい作品です。

漆の柔らかさも手に感じて頂けたらと思います。

 

人気投票で素晴らしい作品は他にも沢山ありました。

検索で是非調べてくださいね。

 

白雪姫はついつい見とれてしまって、なかなか文字が

打ち込めなくて困りました。

 

 

 

①宝尽し

福徳を招く文様として喜ばれ、

祝儀の着物や帯などに用いられる。

 

沢山の柄図案が一枚の布の上踊りの舞を見せています。

幾つ分かるかしら。

 

 

1.如意宝珠(にょいほうじゅ)

(これを得れば願いが思いのままにかなうという珠(たま))、

 

2.打出(うちで)の小槌(こづち)

(打てば自分の好むものがなんでも出るという小槌)


3.宝鑰(ほうやく)宝蔵の鍵(かぎ)


4.金嚢(きんのう)金銭を入れる袋)


5.隠れ蓑(みの)

着ると身を隠すことができるという蓑)

 

6.隠れ笠(かさ)

かぶれば身を隠すことができるという笠)

 

7.金函(きんかん)黄金の箱)


8.丁字(ちょうじ)、花輪違(はなわたがえ)などを寄せて描いた

模様。

松竹梅や鶴亀などと組み合わせて使用することもある。

 

もう全部は分かりません、これだけで一つのブログを作れます?

 

 

 

②雪輪

平安時代から使われていて、雪は五穀の精

言われており、その年が豊作になる吉祥の象徴とされて

いました。

 

江戸時代後期に、雪の結晶を顕微鏡で見ると六角形と

知られるようになり、庶民の間でも広く使われるよう

になった。

 

修練の賜物の日本の宝至布です。

あんまりにも素敵過ぎます。

今年は雪が少なくお米のお味がどうなるかしら?

 

 

 

 ③青海波(せいかいは)

 発祥地は古代ペルシャでシルクロードを経て日本に伝わ

った。

青海波は、広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄で、

無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願い

と、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の

良い柄です。

 

飛鳥時代、平安時代に描かれた源氏物語の中に「青海波」

という雅楽を舞う若き光源氏の姿が描かれている。

 

 

 

 ④鳳凰

 鳳凰は古来中国の伝説上の鳥ですが日本では少し変えて

容姿は前部が麒麟、後部が鹿、首は蛇、背は亀、

あごはツバメ、口ばしは鶏、尾は魚となります。

 

 

口ばしはニワトリ、あごはツバメ、

前部がキリン、後部がシカ、

首はヘビ、背はカメ、

尾はサカナ

 

 

五色絢爛(けんらん)な色彩で

羽には孔雀に似て五色の紋があり、

声は五音を発するという。

 

甘い泉の水・霊泉だけを飲み、

60年から120年に一度だけ実を結ぶという

竹の実だけを食べる、梧桐の木にしか止まらない。

 

鳳凰は、麒麟(きりん)、亀、竜と共に四端と

呼ばれる伝説の島で平和で幸せな世界が実現される時

太平の時に現れる鳥として「平和の象徴」です。

 

 

 

 

 ⑤七宝(しっぽう)

七宝とは、金、銀、青い宝石の瑠璃(るり)、

水晶(玻璃・はり)しゃこ貝、珊瑚、

瑪瑙(めのう)のこと。

 

 

円形が永遠に連鎖し繋がる柄には、円満、調和、ご縁

などの願いが込められた縁起の良い柄。

 

また人の御縁や繋がりは、七宝と同等の価値がある

事を示している。

 

 

 

 ⑥瓔珞(ようらく)

赤を基調に描かれた赤絵。

瓔珞文様は赤でネックレスのような点線が描かれている。

 

瓔珞とは古代インドの貴婦人が身につけていた装身具で、

仏教に取り入れられて菩薩など仏像の飾りとして描かれ

神社や仏壇にもある。

 

また九谷焼にも見られるおめでたい文様です。

 

 

 

 

加賀友禅

白坂幸蔵作 「市松段 秋草」

 

地の黒色と淡い赤色、緑色で波の浮き沈みを立体化

しています。

その力強くたくましい荒波も花の華には従順で楽しそ

うに笑っているかのように見えます。

ゆら~り、ゆら~りと・・・・・

地響きからいつも歯止めをかけるのは?

(女性なのね?)(笑)

これを着こなすのは加賀のお姫様!

 

 

 

白雪姫少し生活態度を改めたいと誓います。

加賀友禅大使の優美な立ち振る舞いを賞賛いたします。

 

エビとカニのエキスの精さんかも知れません!

 素晴らしいですね、

素晴らしいですね、

素晴らしいですね!

 

 


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