湘南は今日も晴天!!

いつもと違う道でどこかへ行きたくなった♪

秋田駒ヶ岳 1

2016-09-04 | 山歩き

今回は今までで一番遠い山へ行ってきた!
藤沢から田沢湖まで走る「レイク&ポート号」という夜行バスに乗って
まるっとなんと12時間!
出発前は不安と緊張でぎうぎうだったけど、バスは思いのほか快適で
時間の長さを感じることもなく、いつのまにかぐーすかぴー。
気がついたら、金色の稲穂が朝日に輝く田んぼの横を走ってた。
遠く遠く、行ってきたよ秋田駒ヶ岳!



田沢湖駅は一面ガラス張り。12時間のバスの疲れも無し!

終点の田沢湖駅で降りたのは私とほかに2人だけ。
風が少し強く吹いていて一瞬ひんやり。
本当に来ちゃった、初秋田県!

20:10に藤沢を出発したバスは8:00に田沢湖に到着の予定だったけれど
だいぶ早い7:20に着いた。
秋田駒ヶ岳は夏から秋は八合目までバスが運行していて
田沢湖駅から直通バスが出ているのだけど、それが8:15。
でもせっかく早く着いたから、直通じゃないけれど7:45のアルパこまくさ行きに乗って
八合目行きに乗り継げば、早く登り始められるな~
・・・なのだけど、7:45発のバスがアルパこまくさに着くのが8:17。
乗り継ぎの八合目行きのバスがアルパこまくさを出発するのが8:15。この2分が。。。
時間通りなのかそうじゃないのか、間に合うか間に合わないか、のるかそるか。
え~い、出たとこ勝負だ!w



八合目小屋。

奇跡が起きたw
田沢湖駅のバス乗り場にはほかに登山の人の姿はなく
私1人を乗せて時間通りにアルパこまくさに到着すると
まさかのバスが、駒ヶ岳八合目と大きく書かれたバスが待っててくれたよ~!
向こうのバスにはすでにマイカーから乗り換えた登山客の姿が準備万端見えた。(八合目まではマイカー規制があるの)
急いで降りてダッシュで乗り込むとプシュ~とドアが閉まって出発!
いつもなのかな?どうかはわからないけれど、この時の運転手さんには本当に感謝です(*^^*)



八合目小屋の前にある水場で今日一日分の水をボトルにいただく。
冷たくてとっても美味しかった!



行くよ~!



9月の東北の山だけれど、まだまだ暑い。この青空だし!



もうほとんどの花の季節は終わっていたけれど、登山道にはウメバチソウがずらりと。



ここだけ雰囲気の違う硫黄鉱山跡。



灰色の山肌の尾根を行く。



ザレザレだけど急なところには階段が作られていたり、



トラバースの道もしっかり作られていて
普段見ることのない山の景色にもうすっごいわくわく!



今思えばあれが男女岳(おなめ岳と読む)かな?
だとすると、登ってる時は全然わからなかったのだけど、実はちょっと何かが変なんだなw



鉱山跡を過ぎると、急に木や草がわさわさ~



こんな道通るんだったっけ?と思ったりも。



振り返った山々。とんがってるのが乳頭山。温泉が有名。
縦走出来るので行ってみたい気もしたけれど、欲張ってはダメと今回は秋田駒ヶ岳に集中。



ぽかっと開けた場所に出た。
???と思いながらも気持ちのいい木道をてくてく歩いていくと、



阿弥陀池に出た!でもなんか変~!



阿弥陀池に出た右手に男女岳の登り口。

本来ならば男女岳を左手に見ながら阿弥陀池を半周して登り口のはず。
地図を取り出してやっとわかった。。。
硫黄鉱山跡のところで右に行くべきところを左へ、破線ルートの方に来てしまったのだ。
いったん右に行きかけたのだけど、左に濃く踏み跡がついているように見えたのだ。
この時、地図を確認しなかったのがダメ~
しかもこの破線ルート、コースタイム1:50って書いてあるしΣ(゚Д゚)
実際は普通に歩いて50分程で、特に危険なところもなく、反対側から歩いてくる人もいたし
全然大丈夫だったのだけど、それは結果がそうだったからよかっただけで
違ってたら大変なことになったし、最後まで気がつかないってもうダメダメじゃん。
絶対にやっちゃいけないことなのだ。。。と、しばし反省。



反省を強く心にとめて、秋田駒ヶ岳の主峰、男女岳山頂!



眼下には阿弥陀池と雲海!



男岳(お岳)と女岳(め岳)!



雲海にのまれそうな乳頭山と、雲の上に頭が見えてるのは岩手山かな~!



さっき歩いてきた木道の浄土平!



阿弥陀池越しの男女岳。



池のほとりで遅めの朝ごはん。



男岳に登るよ~



男岳のこの尾根、よかったな~



雲にのみこまれそうな寸前の阿弥陀池。



男岳の山頂が見えた!











日本一深い湖、田沢湖!







男岳山頂~!


男岳から見える景色は本当に素晴らしかった!


田沢湖。



阿弥陀池と雲海、切り立つ山の壁。



雲海の波が押し寄せる黒い山肌のところは大焼砂。
クレーターのような火口の小岳。深い谷。



そして女岳!すんごい迫力!



切り立つ山の壁を深い谷へ下っていくのだ。


つづく。



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