霧の中のケルン。見えたり消えたり。
肩の小屋。風も強くなった。
トマの耳へはここから10分もかからないくらいなのだけど、このまま行ってもまっ白だろうから
時間もまだあるし小屋の前のベンチであったかいコーヒーを飲んで晴れ待ち。
しばらく待ってみたけれど天気は回復しそうもなかったので、トマの耳へ向かうにゃ~
あ、人だ!
まっ白な中、すぐに見えるはずのトマの耳はどこ~?な状態だったのだけど
ちょうど人が下りてくるのが見えて、そして山頂らしい場所にいるらしい人の声が聞こえてきた。
標高1963m谷川岳トマの耳、まっ白!
そうか、私の山登りはこういう運命なのか。。。(八ヶ岳シリーズ1、2参照)
オキの耳へ。
消える道。
オキの耳へも、距離も時間もそんなにかからないので
肩の小屋からトマの耳へ行くような感じの道だと何も考えずに思っていたら
切り立つ崖の尾根道だった。でも、ワクワク!
見えなくて残念なのか、見えないからよかったのか・・・
その時!
雲が流れた!
見えた!
振り向いたら来た道はまっ白の中。
そしてそして、
青空の谷川岳オキの耳1977m到着~!
そしてこんな景色を見ることができた。
山の上の海。音のない波が打ち寄せているみたいだった。
どうなることかと思ったけれど、こんな日に来ることができてよかったな~
反対側も見事な雲のじゅうたんモフモフ~
オキの耳も風は吹いていたけれど冷たくはなくて
素晴らしい景色を眺めながら、のんびり山ごはんを食べた。
とても名残惜しいけれど下山。来た道を戻って、こんなだったんだ。
オキの耳からトマの耳は一回だけ一瞬見えた。
帰り道も見えたのはこの時だけ。
振り返ってオキの耳。どうもありがとう!
また来るね!
とてもとても楽しかった!(^^)
かわいいピッケルのピン買った♪