きつい・・・・縊死の変死現場！

私たちはよく縊死自殺により変死された後の現場へ出向きます。

皆さんの想像を絶する様な臭い、故人の体の後が残った畳など初めての方はとても我慢でき無いでしょう。

夏場であれば３日もすれば死臭が出てきます、冬場でも３週間ほど経つと死臭が出ます。

私も始めは無理かもなんて思いましたが、人間の慣れとは恐ろしいもので今は全く抵抗が無くなってしまいました。

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それでも今回の死臭のきつさには参りました。
目で見る事には慣れていたのですが、臭いについてはどうしても慣れる事はないようです。
写真の現場の方は死後３週間でまだ暖かい時期でしたので、警察が駆けつけたときには、遺体が床に落下し腐敗が激しく皮膚が溶けだしていたようです。

この場合は、体の一部を掴む事が出来ず毛布やシートにご遺体をのせて毛布ごと担架のように搬出してあげるしか無いようです。

このご遺体は、そのまま火葬場へ行かれたそうです。

後日お部屋を片付け畳まで撤去し、消臭作業を行いました。



月間に都内だけでも数百件の変死が発見されているようですが、今後どうすれば減少させることが出来るかは大変重大な問題です。

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先週は、自殺者の見積にお伺いしましたが、散弾銃でご自分の顔面を撃ち即死されていたようで、室内には肉片が飛び散っていました。
当然かもしれませんが、警察や葬儀社の方は、この様なお部屋の掃除はしてくれないようで、当社に聞いてみたらどうですかと言い残して帰ってしまったようです。

終始無言のご遺族は、祈るような目つきで私を見ながら依頼されました。

ご遺族にしても自分たちではとてもじゃないが片付けられない訳で、ご連絡を下さった訳ですが、あまりの凄さに社員の１人も途中で気分が悪くなり、早退してしまいました。

しかし誰かがしなくてはどうしようも有りません・・・・・。

本来の遺品処理の主旨とは多少違ってきましたが、これからもお困りの方に安心して頂けるように、この様な現場のお片付も頑張ってお受けしていこうと思います。

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少子化の時代、皆さんの１人１人の生きる意欲と、行動が少しずつでもプラスになれば世の中は相当変わる事が出来ます。

意に反して死を迎えられた方も多いのですが、せめて自分の意思で命を絶たれた方が、思い止まってプラス思考になってくれればといつも思います。