現実ブログ 「遺品が語る真実」 遺品整理ブログ
遺品整理屋は見た”天国へのお引越しのお手伝い” 孤独死 自殺 遺品整理 不用品 遺言 ・・キーパーズ




大雨の夜でした。 その日は叩きつける様な雨で、外を歩いている人は殆どいません。 雨の日が好きではない私にとっては、憂鬱な夜でした。 時間は21:00を回った頃でしょうか、電話がなりました。 「もしもし、今から大阪市の○○町に行ってあげてくれませんか?」 葬儀社さんからの紹介のお電話です。 内容は、死後20日で発見された方のお宅へ行って倒れておられたトイレの清掃と死臭を取ってほしいという . . . 本文を読む

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「酔っ払って風呂に浸かりながら、寝てしまってそのまま亡くなっていたようよ。」 大家さんは、最後にそう仰りました。 私は、慌てて風呂場を覗いて見ると浴槽がヘドロの海になっているではないですか! お部屋に入ってから何か変な臭いがするなぁと思っていましたが、お部屋は綺麗な状態で・・・・???だったのです。 発見までかなり経っていたようです、風呂釜の付いていない浴槽でしたので自然に温度が下がっていっ . . . 本文を読む

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依頼者は別れた奥様でした。 PM7:00自殺者の部屋に入り、見積をしようと電気をつけました。 何か頭に当たるので、思わず手で掴みました。 なんだったと思います? ”ロープ”です。 そう首を吊った後に残されたものだったのです。 私たちは、初めてでは無いのでびっくりする事も無かったのですが、あまりいい気はしませんね。 私たちが伺うお部屋の殆どは、ロープの下にご遺体が落ちてしまっていて床や . . . 本文を読む

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少し、肌寒くなった去年の11月のお話しです。 奈良県でも有名な高級住宅街の一角に特に目立つ高い壁、幅6mもあろうかという堂々たる門構えをした、豪邸が聳え立っていました。 今日の相談は、こちらの遺品処理です。 依頼者は、司法書士様でご遺族から全てを委任されていました。 ご遺族は家の中に入った事が無く、はっきりした状況は分からないらしく発見も6ヶ月が経ってからのことでした。 事前の情報による . . . 本文を読む

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葬儀社さんから遺品処理でお困りの方を紹介されました。 お電話の方は、ご遺族ではなく故人の元勤め先の社長さんでした。 「ご遺族様の委任状などはお持ちでしょうか?」と聞きますと。 「はい預かっています、お母様が来られてお葬儀には立ち会われたのですが、ご高齢でもう田舎に帰られたので私が代理で片付をさせてもらう事になったのです。」 「故人は、3年前まで私の会社に勤めていました、突然退社したいと申 . . . 本文を読む

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3年前に遺品処理の”キーパーズ”を立ち上げたころは、当然の事ながら全く依頼もなく、葬儀社の方々にも相手にされませんでした。 ・・・・・ ある日タウンページで調べた葬儀社へ営業に訪問したときにこんな事を言われました。 「うちで葬儀をするご遺族の家庭では遺品処理など発生しないからそんなサービスはいらないし忙しいので帰ってくれ!」 「キーパーズ?訳の分らない名前やな、うさんくさい!」 「所詮ゴミ屋 . . . 本文を読む

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遺品処理の見積にお伺いしましたら、やけに親切な男性が出迎えてくださいました。 殺人現場の遺品処理でお部屋の中は血だらけでした。 刃物で殺されたようですが、まだ犯人は、捕まっていないと言うことです。 警察からは、室内の血のりの洗浄と消毒はしても良いと言われたようで、今日にでも作業をするように依頼されました。 遺品の処理は、後日警察からのOKが出たら日程を決めると言う事になりました。 車に戻り . . . 本文を読む

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ある方からの依頼で、群馬県の山間部にある倉庫から家財道具を運んでほしいと言う依頼が有りました。 荷物の内容を聞きますと、婚礼家具が一式と言う事です。 「当日は、誰に何を聞かれても分りませんと言って下さいね」 「家財は、私の家に運んでください」 お客様は、そう言って電話をお切りになりました。 数日後、荷物を積み込みお客さんと一緒にお届け先に向かいました。 しばらくは無言の状態で30分ぐら . . . 本文を読む

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6年ほど前の引越センター時代の話になります。 その日は仕事が終わるのが遅くなり、21:00ごろラーメン屋でスタッフと食事をしていました。 丁度、そのとき知り合いの引越センターから電話が有りました。 「今から引越をしてほしいと言う電話が有ったんですが、当社では対応できないので御社で対応してくれませんか?」というものです。 私はとりあえず電話をしてみますと答え電話を置きました。 「今からかぁ . . . 本文を読む

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今日はTVの取材が有りました。 現場の撮影が終わり、合同供養の様子を撮影しようと準備をしていましたら、お経を唱えて下さる僧侶の方に「あの、ロウソクとりん棒が無いのですが?」と言われ大慌て。。。。。。 スタッフが大慌てで探しましたが、無い・・・・・・無い・・・いつもあったのに!?何で無いの? そんな事は言っておられません、急いでスタッフの1人が購入に走りました。 「すみません準備が悪くて、し . . . 本文を読む

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先日年配の方からの電話で遺品処理の相談に行ってきました。 「こんにちわ!お電話いただいた○○のものですがご相談に来ました。」 すると出てこられたのは70歳過ぎの女性でした。 「お忙しいのにごめんなさいね、偶然数日前に友達と自分たちの家財の後始末の話をしていたところだったので、TVでお宅のことを見てびっくりして電話したのよ、私たちにとっては本当に助かるお話しなんで・・・・・」 この方は . . . 本文を読む

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朝3時におきて現場へ。 実はゴミマンションの片付です。 ご依頼の方は女性で、近所に気付かれないようにという依頼でした。 私はトラックを止め、静かにダンボールを運び込み静かに梱包! 朝6:00までに完了し、何事もなく立ち去る。 と言う依頼内容です。 女性の依頼者は、帽子を深くかぶりサングラスをしマスクをされていたので年齢も分りませんが、若そうな方でした。 8年間で床から1 . . . 本文を読む

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息子様の遺品の処理をお問合せいただきお見積に行ったときのお話しです。 昨日、九州から出た事も新幹線に乗った事も無かった73歳のおばあさんが突然の息子の死で警察から電話で呼ばれたそうです。 行き先は未知の世界の東京でした。 おばあさんは、「とてもじゃ無いが東京に行くなんて出来ない」と警察にも言ったようですが、身内が他にいないのでどうしてもと言われ勇気を出して東京に来る事にしたようです。 追 . . . 本文を読む

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あるビジネスホテルからの依頼でした 見積に伺い、お部屋まで案内して頂きました。 室内は、一般的なシングルのお部屋でしたがカーテンが閉まっていて薄暗く少し生臭いような感じがします。 案内して頂いた従業員のかたは、室内に入ろうとせずスイッチの位置を私に伝えて 「ここで待っていても宜しいですか?」とおっしゃいました。 私が室内に一人で入り、照明をつけた瞬間に何か足元が滑るような感じがし足元を見 . . . 本文を読む

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最近は、メディアのゴミ屋敷の話題も落ち着いてきたように感じますが「片付けられない人たちは確実に増えていっています。 自覚症状の無い方も当然多く、まさか自分がなんて思っている人も多いのです。 ”ゴミマンション” < ”ぷちゴミ部屋” ゴミ屋敷には”ぷち”はありませんそんな可愛いものはゴミ屋敷とは言いませんから! ぷちゴミマンションは、至る所に発生しています。 雑誌が山のように・・・・・・・ . . . 本文を読む

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