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kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

最初は

2025年04月16日 | 携帯から(旅先からも)
中国南方航空が、保有するボーイング787-8 10機の売却を中止した、米国からの調達が困難になることを想定してか?という記事だった。


夕方になって、中国政府が航空各社に対して、ボーイング機の追加納入を一切受けるなというお達しを出した、というニュースに変わった。すでにシアトルのボーイングの工場には、中国向けの機体が駐機されているので支払いが済んでいる可能性があり、それらは予定通り納入されるのではないか、が、その先は不透明とのこと。コロナ禍と自らの問題から回復途上にあるボーイング社にとっては、世界の2割を占めると言われる中国の航空機市場から締め出されるのは大きな打撃。気の毒〜。


中国の航空会社にとっても、トラ爺の一方的関税措置に対抗して中国が125%の報復関税を課すので、値段が2倍以上に膨れ上がった航空機を買うことは事実上非現実的。


もちろん政府が関税分をキックバックしないということは考えにくいけど。習氏はトラ爺のように分野別に関税率を調整したりしない、という姿勢を対外的に示したってことで、中国の「一歩も譲らない強さ」が示された格好。


そういえば、アメリカ市場向けに輸出していた製品を、中東や東南アジアに販売先を変更すべく売り込み攻勢をかけているらしい。結局アメリカに物は入らなくなり、世界中で中国製品の存在感が増し、一人負けするのがアメリカってこと?


トラ爺、今度はどんな「柔軟性」を見せるやら。朝令暮改を柔軟性とはモノは言いようだけど、脳みその出来が違う中国にどう翻弄されるのか、されないのか、お手並み拝見(苦笑)。

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