今年創立150周年を迎えるめでたいトーハク。干支にちなんだ虎を表した作品を中心に展示した特集「博物館に初もうで 今年はトーハク150周年!めでタイガー!!」を開催中。しかも本館2室の国宝室では16日まで松林図屏風がフィーチャーされている。
正面の階段をのぼって
まずは大好きな長谷川等伯の松林図屏風にうっとり
色絵竹虎文八角鉢 伊万里の柿右衛門様式
龍虎図屏風 狩野栄川院筆 江戸時代18世紀
ちょっと気が弱そうな虎と
空を縦横無尽で悠々自適な宿敵の龍
松梅孤鶴図 伊藤若冲筆 江戸時代18世紀
名品うち並ぶなか「これは」と思うものを見ては立ち止まる、撮影OKの作品はパチリ。で、やっぱり若冲様もいらっしゃった。この大船渡の銘菓かもめの玉子を思わせる、卵に棒を突き刺したような鶴は、トレードマークの長い首の見えない後ろ姿で描かれている。タコの吸盤のような樹皮の松にとまってる様子、梅の花もまるっと。ここまでデフォルメされると潔い。一方で松葉が揺れてる様子に、この鶴は首をすくめて強風をやりすごしてるのかしらん?と物語を想像してしまう。ほんと、若冲って楽しい!
想像以上に小さかったのが 漆絵画帖 柴田是真筆 明治時代19世紀(横から撮影)
おじゃましまぁ〜す、と龍が現れ
おのれ〜出たなあ〜、と虎が竹林から登場〜
これは龍虎図屏風、曽我直庵筆、安土桃山〜江戸時代・17世紀。全体は展示ケースに他の展示ケースの照明が映り込んで上手に撮影できなかったけど、悪霊を払うとか勢いがあるといわれる虎なのに、どこかユーモラスな表情をパチリ。長谷川等伯と同時代の水墨画家。
と、今日はここまで
高尚っぽいのから俗物なのまで
幅広く取り揃えてございます♪
タイトルも完璧、凝っていますね。
虎というと勇ましく強いイメージですが
気の弱そうな虎もいておもしろいです♪
絵を目で(愛で)みる楽しさは自由で無限ですね。
東博の展示品も良い物出してますね。
長谷川等伯、私も好きです。
松に鶴ねぇ。
実は鶴は松にとまらないのです。
松にとまるのはコウノトリ。
若冲はそれを知っていて、定番として松に鶴を描いたのかな。
確かに似てる、ようじで切ったら黄身餡が詰まっていそう~
この時代に描かれた虎の絵って面白いですよね。
実際に見てないから想像力が筆を自由にするのかなって思います。
タイトル頑張ってるでしょ(笑)
来館者に外国人が多いのが目立ちました。
里帰りできない在京外国人が来てたのかも。
西洋絵画にはライオンはたくさん出ても虎は少ないので
目で(愛で)(うまいっ!)見て楽しんでたんだろうと思いました。
日本のこと好きになってくれるといいな
気の弱そうな虎、かわいかったですよ
そうなんですね〜
面白いなぁとググってこんなの見つけました。
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/senwa/journal.asp?record=400
足が平べったくて枝を握れない、ほほぉ〜
新年早々新たな知識、ありがたや〜
若冲は、どうだったんでしょうね
どんだけ甘いもの好きなんだって感じですよね、へへへ
虎を見たことないからこその絵だって感じありありでした。
だからこそ楽しいし、
実在しない龍の絵との釣り合いが取れたんだと思います。