この秋は出張を延泊して京都でいくつか美術館に行っただけで、ケバが急変したので予定していた11月半ばの週末京都旅をキャンセルして、買っていた正倉院展と福田美術館のチケットは関西在住の友人に使ってもらった。そのため、ちょっと美術館が恋しい。
無事ケバを送って、夫婦揃って仕事もひと段落する今月後半に、いくつか画策していることがある。そのうちの一つが、金沢一泊旅行。金沢はあたしが大好きな東博の正倉院宝物館を設計した、谷口吉郎の出身地。記念館では12月10日から「谷口吉郎とみんなが作った建築」という企画展が開かれる。金沢市内にある谷口親子が設計した作品は、自分たちの記念館(谷口吉郎住居跡地に息子の吉生が設計、2019年開館)に加えて、鈴木大拙館(吉生の設計、2011年)、室生犀星文学碑(吉郎が初めて設計した文学碑、1964年)、いしかわ生活工芸ミュージアム(吉郎の設計、1959年)、金沢市西町教育研修館(吉郎の設計、1952年)、金沢市立玉川図書館(これは親子の最初で最後の合作、1978年)。それ以外にも国立工芸館は国の登録有形文化財だし、武家屋敷跡や茶屋街も、お城の残骸(?)も庭園もある。建築物好きのあたしには、マタタビがそこらじゅうに転がってるようば街だ。って考えると、あたしが京都や奈良が好きなのってそういうことかも?
ホテルは香林坊にとって、駅からホテル、ホテルから駅近くに荷物を送るサービスを発見し、とりあえず初日の夕食だけ予約した。ガイドブックの電子版の地図に、美術館の開館時間をメモった。冬なので天気という不確実性があるから、無事金沢に辿り着けても、思うほどサクサクと観光できないかもしれない。そうなったらそれでいい、予定は組んでみるけど行けなかった場所は次に回すっていう、あいかわらずの緩い戦略で、来年は金沢や石川県にスポットライト当てよっかな〜。
と、今の時点でできることはやってみた。あとは、、、しばらく仕事をがんばろっと。
金沢は私の両親の故郷です。
といっても街中ではなく山中ですけど(笑)
そのおかげで兼六園には何度も行きました。
忍者屋敷?にも行きましたね。
東茶屋町あたりの散策も良いかもよ。
芸事好きだった金沢の人達の歴史が息づいてます。
私が芸事好きなのも金沢人の血のせいかも。
雪がどういう状態かわかりませんが、兼六園と長町あたりは、美術館に加えて行きたい場所です。
金沢は仕事では何回も行ったことがあるのですが、当時は小松空港発着だったので移動が大変でした。
新幹線でピューっと行けるようになってからは初めてです。
中学から高校卒業までは、近くの
町で暮らし、そのごも実家として何度も
帰り、一時は、仕事の関係で3年ほど
金沢の中心街に暮らしたこともあります
その後父母がなくなり、
弟妹はいるものの
足が遠のく一方でした
今年弟から、実家の処分を告げられ
処分前に帰るつもりが、果たせず
とうとう年の暮れになってしまいました
kebaさんの金沢訪問を聞いて
後悔の念が改めて湧きます
年末は、ダメでも年明け早々には
帰らねばという思いです
金沢訪問の様子の投稿を
楽しみにしております
そうなんですね、お住まいだったとは。
ご実家の処分、複雑ですね。
うちはこや孫がいる弟に全部相続してもらったので口は出さないのですが、
売るって言われた時はちょっと複雑な気持ちでした。
はい、金沢旅行記ご期待ください(?)