お出迎え

マロが抗がん剤治療後1週間経ったあたりのころ、主人が帰宅したとき、玄関前コーナーでケバさんと仲良く並んで、お出迎えをなさっておらてました。

リビングに携帯を取りに行って戻ってきたらお互い顔を背けた状態になっちゃってたけど、本当は二匹とも仲良く前を向いてたの。可愛かった。こんなお出迎えしてもらえる主人は羨ましいけど、玄関のドアが開いたらこのフォーメーションは崩れちゃうから、本人は見られないんだ、と思うと後ろ姿でもこれを目撃できたあたしはラッキーと思った。

今週に入って食欲が落ちたマロは、昨日緊急避難的に入院した。夕方お見舞いにいったら、早くここから出してよ、と仰せ。明日迎えに来るからね、といいながら撫で撫でしてきた。少し元気出たっぽかったけど、まだご飯食べてなかったな…。今日無事退院できるか、夕方お迎えにいく。


西日本の大災害でみんなの気持ちが落ち着かない、モリカケの追求より目の前の復旧、というタイミングでカジノ法や定数増の審議入り。災害のために外遊を取りやめなんて言ってるけど、要するにオウム関連7名を一挙に死刑執行して非難轟々のヨーロッパになんて行けなくなったからじゃん。しかもその前日に、法務大臣も集まって酒飲んでサムアップして写真に収まるってなんじゃそれ。人間として異常としか言いようがない。そしてその写真を公開した西村官房副長官だけが謝罪、しかも公開して国民を不快にさせたという理由で。意味不明さに驚愕する。

いくら雨の降りかたが変わったとはいえ、ここは本当に先進国なのか？と思いたくなるような大規模災害になる脆弱な国土にしたのは、戦後のほとんどの期間政権にあった自民党のせいだ。その反省もなく、被災地を見舞って援助を約束するのは本末転倒。恥を知れ。

先週仕事で、人間は他人を理解することで賢くなれるという、知恵のことばを耳にした。自分の肝に銘じようと思った。我が国の首相と呼ばれる人は、あたしにとって最大の反面教師だ。