戦略的辺境？

中国が近隣諸国との間で「この島、オラんだ」「うんにゃ、昔からオラんちのもんだ」とやり始め久しい。日本のようにたかだか1億の国民でも食べさせるのは大変なんだから、そりゃ10億も国民がいて不満分子もわんさかいたりしたひにゃぁ、高度経済成長以外に中国がひとつの国としての体をなし続けることは不可能であろう。中国の為政者としては、なんとしても毎年経済成長して毎年「去年より豊かななったね」と国民に思わせて不穏な動きを押さえ、それでも不満な人達には機会を捉えて日本を悪者にしてガス抜きさせるという政策しかないのであろう。

そのため経済成長に必要な天然資源や漁業資源の確保のため、手が届く範囲にあるものは全部頂いちゃいましょうという行動をとり始めた。軍事力で実効支配できるところまでが我が国の領土という、暴力で国境までも変えちまおうってぇ、そのジャイアンみたいな戦略を「戦略的辺境」というのだそうだが、まったくもって迷惑な話である。近隣諸国が冷静に対応してるからいいようなものの、そもそもそういうことで20世紀は戦争の世紀だったんですけど。ったく、歴史も法律も秩序もなにもあったもんじゃぁない。

が、はたと気づいてしまった。我が家でも似たようなことがしばしば起こっていることに。

ひょいと飛び乗り、あんた、どきなさいよ、突き落とすわよ、みたいな・・・
　　

こ、これはまぎれもない戦略的辺境行為。しかも自分より大きなマロを相手に果敢なこと。ちょっとトホホでござる。