猫さまたちへお土産

ケルンのスーパーでみつけたキャットフード、猫の形の容器に入っていた。あたしの片言のドイツ語の知識でも鶏肉とチーズらしいことがわかったので、大丈夫かなぁ〜と買ってきた。

そういえば昨日、両親は元気そうだった。数日前に行った義理の妹と姪っ子は、母とはお話ができないで父とだけおしゃべりをして帰ってきたらしく、今日は珍しく母が安定していたようだった。従妹とは波長が合うようで、ずいぶん話をして笑った。父が母のことを「私が87歳、こちらが86歳だからね、二人とも長生きだよ」と何気なく放った言葉に、母がさっそく反応して「やめなさいよ」と雲行きが怪しそうになり、「女性の年齢の話は禁物よ」と父をたしなめて間を取り持ったり忙しかった（苦笑）。

父は今年一番調子がいいのではないかと思えるほど、話して笑って2階にある自室から母のいるダイニングルームまで杖で徒歩２往復し、あたしたちが帰るときには1階まで見送りに来てくれて、車寄せで見送ってくれた。弟が少しは歩けと言ったらしく、まじめにもそれを実践しているようだった。あたしは一人で歩いて転んで寝たきり、っというのは避けたいのでできれば歩くのは職員の数が多い平日だけにして欲しいんだけどな、、、でも一応黙っておいた。痰も絡んでいないようで、痰の吸引などの問題は発生していないとのこと。ほっと一息。次はクリスマスイブにくるね〜と別れてきた。

従妹とあたしがケラケラ笑いながら仲良くしているのを、「あなたたちは仲良しでいられていいねぇ」と目を細めてくれたのが、特に従妹をほっとさせたようだった。彼女は「実の娘でもないのに、自分が割って入って実は迷惑されているのではないか」と気を使っているらしい。あたしが「もうこの歳になったら、誰が実の娘で誰が自称娘なんて関係ないよ。会いに来てくれるなんて大歓迎」と言ったら「自称娘ぇ〜、それいい〜」と帰りの車の中で大笑いした。

さて、また忙しい一週間が始まる。今週は甲府に泊りがけの出張が待っている。