主人は日帰りでお墓参りをするという。
しかも、友人の南部鉄器の会社でスピーチをしてくれと頼まれ、頭はそのことでいっぱいの模様。週末も遅くまで起きて、なにやらゴソゴソしておられた。お花は事前に用意しておいてくれないか、できれば本家のお墓と義父と同じ頃亡くなった親戚のお墓もくわえて計3軒分でお願いしたい、というので、チャラチャラしい業務担当のkebaとしては手伝わないわけにはいかない。とはいえない袖は振れないので、「あたしも月曜日仕事があるからスーパーのお花とかになっちゃうよ、それでよければ」とオッケーした。
お墓にお供えするお花に関しては、去年計画性のなさを露呈し、行ったり来たりドタバタした(笑)。
なので、今回は3軒分を1軒2束として麻紐で分けて、お墓の掃除に使う不織布を3分の1に切って、それを切り口に巻いて輪ゴムで止めた。掃除してお花を供える、の順番にはできないかもしれないけど、お花をお供えして用済みになった不織布を3枚重ねて、お墓のお掃除に使ってもらえたらいいなぁと思って。
ぐるぐる巻き〜
あたしが出かける直前に3束まとめて切り口近くを大きめのジップロックに入れ、それをビニールの手提げ袋に入れて玄関にぶら下げておけば、主人はそのままそれを持っていけるかな?あたしもそれを忘れないように、ジップロックと手提げ袋を玄関に置いておかねば(苦笑)。
ワインクーラーに生けて鋭意水揚げの図
昨日は生協が来たので、トマトソースのベースもつくった。トマトを湯むきして、ブイヨンキューブと玉ねぎと一緒に加熱して、野菜から出たジュースがいい感じの色になってきたら、バーミックスで粉砕するという相変わらずの手抜き。
コレステロール高め一族の救世主のトマトさまがたっぷり
出来上がって、冷凍用保存容器に移しながら「と〜ちゃんも、これ好きだったよなぁ。最後の頃はこれをまとめて冷凍して老人ホームに持っていって、出してもらってたもんなぁ〜」などと懐かしく思い出し、閃いた。今まで法要の時には、お供えしようかなぁと考えつつも、一番最後に親族に加わったあたしが、いくら義母の好物とはいえ親族の皆さんを差し置いて手作りのものをお供えするって、これみよがし過ぎてお義母さん困っちゃうよね〜とやめておいた。今回は主人が1人でお参りするので、持ってってもらおう。
ガラス瓶に入れてスタンバイっす
義父は酸っぱいものが嫌いなので、義母はトマトが好きなのに食卓になかなか乗せられず、ましてやトマトの料理を作ってまでは食べられなかったんだって、亡くなってから聞いた。生前遠慮がちに「また送ってね」って言われてたので、実はトマト嫌いなのかな?と思った時期もあった。もっとダイレクトに聞いて、もっと頻繁に作って送ってあげればよかったと思ったこと、記憶に新しい。その分、うちの仏壇にもお供えしてあげなきゃね、って改めて思った。
菩提寺の裏の墓地、引き上げるときにはお供物も残しては行けない。瞬間芸的にしか味わってもらえないけど「蓋をとってお供えしてあげて」とお願いした。三回忌の法要、どうするんだろう、夏になったら義兄と相談しなきゃならないんだろうね。どうなるのかなぁ〜、知らんけど〜(苦笑)。
日帰りできるようになりましたね。
お葬式が済んだら これくらい華やかな花が仏様も嬉しいでしょう。
昔の女性は夫が好まぬものは作らず 当然食べられずの生涯でしたね。
義母様はきっと トマトを喜んでくれますよ。
義母さん、お花もトマトも喜んでらっしゃいますよ
新幹線ありがたや〜、と思ったけど、でもこのせいで
在来線の特急がなくなっちゃったんだよね〜
って思うと、
ありがたいんだかなんだか(笑)
親戚の2軒には菊だけにしたのですが、
お花が好きだった義母にはいろんな種類にしました。
トマト、うちの両親世代はみんなそうですよね、
いい悪いとかじゃなくて、そういう環境に育って
そういうもんだって疑問に思うことなく大人になった。
これからトマトたくさんお供えします。
トマトもお花も、主人が持って行ってくれてよかったです。
主人はお墓を掃除して帰ろうと思ったら、
蝋燭が「もう帰るんかい」って揺れてたので
もうちょっと掃除して、また蝋燭見て、を繰り返したそうです。
なんかスッキリした顔をして帰ってきましたよ。