泡盛なかゆくい

第一期・泡盛マイスターがお届けする、沖縄やアルコールに関する日々雑感。

本格芋焼酎 鳴門金時里娘

2008年04月26日 | スピリッツ/リキュール/ウイスキー/焼酎
今年、父が四国八十八箇所礼所の巡礼を始めました。いわゆる「お遍路さん」というやつです。弘法大師ゆかりの礼所が四国に88箇所あるのは以前から知っていましたが、さほどの関心を示してこなかったこともあり、父が「今年は四国遍路に行ってきます」と目標を掲げるまで詳しくはしりませんでした。

八十八箇所の総距離は、1300km前後になるとのこと。すべて徒歩で巡ると1.5ヶ月はかかる距離なのだそうです。父はバスツアーで数回にわけてすべてを巡るらしいのですが、それでも聞けばかなりの過密スケジュールで帰るころには足がくたくたになるとのこと。八十八箇所には巡る順番があって、順番通りにまわれば「順打ち」、逆に回れば「逆打ち」と呼ばれているそうです。(そういえば、何年か前に逆打ちを繰り返して死んでしまった娘を蘇らせるという「死國」というホラー映画がありましたね)

父の人生初、1回目の遍路のお土産が徳島県の本格芋焼酎「鳴門金時里娘」 25度です。

ピンクにも見える薄紫のキレイな瓶が特徴で、旅の途中で出会って旨かったから買ってきた、との弁。確かにこれまでに味わった芋焼酎の中では甘い香りの余韻が長く、香りを楽しんでいるうちにあっという間に飲みきってしまいそうな焼酎です。鳴門金時という芋の中で最高峰の「里むすめ」を100%使用し、常圧蒸留で造られているようです。度数が25度と控えめですので、ロックでちょっぴり温度を下げて飲むのがちょうどいい。徳島県もなかなかやるな~と思わせる、まろやかな芋焼酎です。

徳島と言えば、一太郎やATOKで有名なジャストシステムがありますが、そのジャストシステムで働く友人のS君も出張ついでにこの旨い芋焼酎を味わったりしているのかな?と思い出しました。つい先月も新橋で一緒に飲んだばかりなのに、徳島の旨いラーメン屋の話ばかりで、芋焼酎の話は一言も出てきませんでした。次に会う時にでも聞いてみましょうかね。

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