さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

けあぺんの由来

2020-07-04 21:36:12 | 障がい者、介護
今日のお弁当販売は、雨で風も強くおまけに車も少なく。
朝から頑張ってくださった利用者さんもお弁当が売れてほしいと言ってくださいました。
雨の中、いつもご購入してくださる地域の方の笑顔が嬉しかったです。
今日もご購入してくださいましたお客さま本当にありがとうございました。

土曜日のトラックドライバーさんご夫妻さんが今日もお立ち寄りくださいました。
奥さまがいつも運転席から手を振ってくださいます。
ご主人さん、いつものあったかいドライバーさんワクワク語録。
「ほんまに休めや~」
またまたみんなで大笑い。不思議と元気になれます。
今日は、奥さまとご主人さんのご好意で4個もご購入してくださいました。
心優しい土曜日のトラックドライバーご夫妻のさりげないお気遣いに今週も感謝しました。
いつも本当にありがとうございます。体調に気をつけて来週のお仕事頑張ってくださいね。

さて「けあぺん」の変わった名前の由来について。
車椅子で全介助が必要な重度の障がい者の方々に関わる介護の仕事をしてきました。
バリアフリーが今では当たり前になりつつありますが、
その当日に重度の障がいがある方々の外出や旅行の実現の大変さ
またご家族の日々の介護負担の重さを見てきました。
宿泊先に機械浴槽があり、そこにヘルパーさんがいたら気軽に外出や旅行も楽しめて
沢山の良い思い出を作れるお手伝いが出来るのではと考えました。
単純に「ケアも提供する民宿・ペンション」それで「けあぺん」と名付けました。
ご宿泊されたお客さまは、様々なハンデイをお持ちの方とご家族の方々で
毎年リピーターさんとして来てくださったお客さまもいらっしゃいます。
残念ながら私達の経営努力が至らず、休業の道を選んだのは、6年ほど前の事です。
空白の時間は、出稼ぎに行き医療ケアが必要な利用者さんやグループホームのメンバーさんに関わる仕事をしました。
日々の中で障がいのある方々といつか一緒に働いてみたいと思いました。
私の個人的な最終目標は、いつか障がいを持たれる方と一緒に民宿を再開して共にお仕事をすることです。
障がいの有無に関係なくお客さまも利用者さんも温かい時間を共有できればなあと思います。
年齢的にももう若くないので実現出来るかわかりませんが、
廃業しないで、地域の方々にも「けあぺん」さんと覚えていただいている愛着のある名前を
さぽーと・けあぺんで残し就労継続支援B型事業所になりました。
大きな目標ですが、目標があればそれに向かい努力は出来るように思え
たとえ実現出来ないとしても、失敗ばかりかもしれませんが
後悔しないで前に進み続けたいと思います。