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2007年J2第29節山形対仙台@NDスタ決戦2

2007-07-23 22:48:31 | ベガルタ仙台
昨日に引き続き「みちのくダービー第3戦」の雑感です。

キックオフの笛がなり、いよいよ試合のスタート。
そういえばこの試合の審判は、「あの」鍋島主審でした。なんとなくイヤ~な感じ。

前半は仙台・山形ともに一進一退の様相。ただ仙台の方が攻勢だったと思います。
ワンタッチでのダイレクトプレーも随所に見られました。ただ山形も最終ラインのレオナルドを中心によく守っていて、仙台のパスミスを奪って右サイドの財前に預けて攻めるシーンもありました。

前半の失点はその財前の粘りから生まれたもの。
直樹のプレスで一度は倒れた財前でしたが、その後持ち直し敬太を抜き去る。そして厳しい体制からゴール前にクロスを上げ、飛び込んできた北村に頭で合わせられて失点。とられた時間帯が前半終了直前だったのと、アシストが財前だったことでちょっとショックでしたが、自分の中では1失点は想定内だったので一旦気を取り直す。

前半の仙台はほんとによく攻めていたと思うんですよね。ロペスも強力なミドル気味のシュートを打っていたし、関口や中島も両サイドからクロスを上げたりドリブルで切り込んだりしていましたから。ただ、流れのいいときに点がとれない内に相手にゴールを奪われるっていうのはサッカーではよくあることなので、山形戦はまさにそんな日だなと思った次第です。

後半になると、山形は前半以上に守備意識が高くなりかなり引いてきました。仙台としては「引いた相手をどう攻略するか」といういつもの課題を突きつけられた格好です。
案の定、仙台は攻めあぐねます。中盤ではボールを持てるものの、そこから前線へのパスコースを山形は切ってきました。さらにスペースも埋めているので、前半のようになかなか前へ出せません。そうこうしているうちに、山形DFにボール保持者が囲まれてしまいボールを奪われることが多くなってきました。
前後半通して何度もあったコーナーキックやフリーキックのチャンスもなかなか生かせません。ミドルシュートを打って山形のDFラインをとにかく下げさせるとか、パス回しに終始せず積極的にシュートを打って欲しいとも思いましたが、そういうシーンはあまり見られず、「これはヤバイかも…」と正直思いはじめました。

こうして時間は刻々と過ぎていき、仙台は、田ノ上・永井・万代と交代選手を送りだして点をとりにいきます。
そしてようやく実った後半42分!中島のクロスに頭で飛び込んだのは「永井篤志!」。いや~めっちゃうれしかったですよ。古巣相手に決めちゃうなんて、やはりダービーの因縁があるのでしょうか。
その後も仙台の得点チャンスはあったと思うのですが、パスの出してと受けての意識が合わず惜しいままに試合はドローで終了。1対1の痛みわけでした。
望月監督の試合後の会見で、「札幌が引きわけだったので勝ち点3が欲しかった」と発言しておられましたが、ダービーはいつも拮抗した難しい試合になるので、引き分けもやむなしと個人的には納得しています。負け試合をドローにしたという印象もありますので。

ただ、東京VからC大阪まで続く「強豪5連戦」の勝ち点ノルマを、私は10以上と設定していましたので、このあとの札幌・C大阪に連勝しないとこのノルマは達成できない状況になってしまいました。あさっての札幌戦は本当に第3クールの天王山ですね!
結果論ですが、山形戦の後半はさながら「仮想札幌戦」という感じのいい予行演習になったのではないかと思っています。試合終了ギリギリまでゴールを奪えなかったことに少し物足りなさは感じますが、ガチンコで引いて守る相手と戦って得られた経験も多いはず。水曜日の試合はこれまで積んできた経験をチーム力に昇華させて首位札幌に臨んで欲しいと思います。きっと勝ってくれると信じてますから!

帰りのツアーバスでは、アジアカップ「日本対オーストラリア」を観戦。延長途中で寿人が投入されて大喜びのバス車内(笑)。やっぱりベガサポにとって寿人は別格ですよね!途中トンネルに入るたびに途切れる映像にやきもきしながら応援しましたが、結局PK戦へ。

日本代表→アジアカップ→PK戦といえば「守護神」川口!ということで、この日も神セーブを連発!沸き立つバス車内。もうミニパブリックビューイング状態です。しっかし川口はマジで格好いいね。オーラがありましたよ。
川口が2本連続でシュートを阻止し、一方で日本は順当にPKを決める。喜びまくる寿人(笑)。それ見てまた沸くバス車内(笑)。
そして日本の4人目は「寿司ボンバーこと高原」。これを決めれば勝利というところで、宇宙へぶっぱなす心意気ったら粋だね~(笑)。もちろん勝ったから言えるんですけどね。高原はしばらく中澤には頭が上がらないでしょう(笑)。

PK戦後の勝利者インタビューにも寿人が登場(笑)。車内のあちこちで「なんで寿人なの?」という愛のある突込みが多数あったのは内緒です(笑)。

なんだか(笑)だらけになってしまいましたが、今回のバスツアーは本当に楽しかったです。試合に勝利していればもちろん最高だったんですが、それは第4クールの宿題ということで。

今日はなんだか長くなってしまいました。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました!



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