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2007年J2第52節仙台対徳島@ユアスタ決戦雑感

2007-12-02 18:02:34 | ベガルタ仙台
昨日のホーム最終戦、ベガルタは徳島ヴォルティスに2対0で勝利し、今年のJ2リーグを4位でフィニッシュしました。

2位のヴェルディとは勝ち点差6、3位京都とは勝ち点差3ということで、ほんとに惜しいシーズンでしたね。


両チームともに昇格の可能性がないということで、どこか緩い雰囲気が感じられた立ち上がりにペースを掴んだのは徳島。特に気迫みなぎるプレーを見せていたのは、仙台から戦力外通告を受けた熊林でした。プレーのひとつひとつから気持ちが伝わってきました。


前半はなかなか調子があがらなかった仙台でしたが、後半早々にコーナーキックにロペスが頭で合わせて先制すると、そこからは圧倒的に仙台ペース。もう何度あったか分からないくらい決定機が続きます。しばらくゴールがない中島にもチャンスがありましたが、結局昨日はノーゴールでした。ただ、スタジアムの雰囲気が、決定機をはずし続けたことへの非難ではなく、なんとか1点をとらせたいという想いにつつまれていたのが、すごくよかったと思います。

その後の追加点も仙台。萬代のダイレクトボレーも完璧できれいなものでしたが、そこに至るロペスのサイドチェンジ→オーバーラップしてきた菅井へ→ヘディングで萬代に折り返しという流れも見事でした。今年の仙台サッカーを表したプレーだったと思います。


その後も攻勢は続きましたが得点は動かず試合終了。

目標達成はならなかったものの、来期への期待を抱かせてくれた今年のチームでの試合が終わりました。まだこのチームの試合をみていたい……率直ないまの気持ちです。

試合終了の笛の直後、仙台サポ席に挨拶に来てくれた熊林。それにコールで応えるサポーター。涙する熊林を見て自分も涙が止まりませんでした。ほんとにつらく、悲しい別れですが熊林の今後が明るいものになってくれるように心から願ってます。ありがとうクマ!

試合後にはセレモニーも行われました。そのあたりのことは戦力外の選手たちへの想いも含め、追って書きたいと思います。


いろいろ騒がしいストーブリーグになりそうですが、とりあえず、ベガルタに関わるすべてのみなさま、1年間お疲れさまでした!