数学を専門に学んでいる身であるにも関わらず、
数学の記事が全然増えないのは我ながらどうかと思う。
数学の記事を避けている理由の一つとしては、以前述べたとおり
ということもあるが、もう一つはこのブログの読者の皆様が
数学の知識をどれだけ備えているか
あるいはどれだけ数学に興味があるか
分からないということもある。
(ちなみに、現在平均して毎日25人くらいの方が
このブログをご覧になっております。感謝)
読者のことを気にせずに自分の書きたいことを書けばよい、
という考え方もあるが、それこそ専門用語の垂れ流しで
ただの自己満足に終わってしまうだろう。
このブログに数学関連の記事を書く意義を見出すとすれば、
「数式を用いない」
「非専門家にもある程度分かる話題をする」
というルールの下に、如何に数学を伝えるか工夫することだろう。
「上のルールの下では数学の話なんかできるわけがない」
と切り捨てるのは、やはり専門家にありがちな一種の逃避行動とも思う。
これは数学に携わる人たちがおろそかにしてきた部分であり、
私自身も色々反省し工夫していかなければならない。
というわけで、次回からぼちぼち
「高校で教えない高校数学」というお題で書いていこうと思う。
うまくいくかどうか分からないが…。