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そこはかとなくかきつくれば

日々のとりとめのない気付きを結晶に

台風18号

2013-09-16 | 京都

9/16未明、

強風で窓がガタガタと鳴り目を覚ます。

 

ひどい雨風だったがこの程度なら、と思い

またすぐ寝たのだが

起きたら京都全体がひどいことになっていたらしい。

 

http://matome.naver.jp/odai/2137927139651799801

http://www.yukawanet.com/archives/4536141.html

 

確かにン十年に一度かも知れない。

私が過ごしてきた京都でこの冠水は聞いた記憶が無い。

 

しかし、朝5時に特別警報を出されても

対応できんぞ…

 

朝10時、雨は止んでいたので

鴨川まで様子を見に行ったら

当然のことながら河川敷は立入禁止になっていた。

そのときは既に水位は下がってきていたが

ここも河川敷は冠水していた模様。

 

我が家はマンションの上階なので何事も無く。


京都の保育所

2013-05-25 | 京都

政治の話ばかりしていたので

たまには日常に近い話に戻る。

 

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京都市は大都市の一つということもあり、

保育所が(かなり)不足している。

 

(以下、一番可能性として高いと思われる

児童の父親が勤務していて、母親が妊娠にともない

退職(休職)している状態を考えます。

ジェンダー云々はここで議論するつもりはありません)

 

まず、入る時点で矛盾が生じている。

保育所側は「母親が就業していないと(子どもを)預りません」という。

一方、母親側が就職活動するにしても企業側は

「子どもをどこかに預けてくれる保証がないと採用できません」という。

 

産休制度が充実している会社に以前から勤めているか、

コネがあるのでなければ母親側はこの時点で詰みである。

 

さて、なんとか保育所に預けることができたとしても

そこからも問題山積である。

保育所は、預っている児童が熱を出すとすぐ親に

連絡をして引き取って家で見てほしい、という。

また場合によっては回復しても2,3日様子を見てほしいという。

(インフルエンザは最悪で1週間見て、といわれる)

 

この保護者連絡の基準となる体温も、低い。

(我が家がお世話になっているところは37.5度)

 

この程度の体温なら、子どもは体調を崩すとすぐ上がる。

幼児は基礎体温がそもそも高いということもある。

 

さて、保護者側はこの連絡を受けたらどうしたらよいのだろうか?

その日はどちらかが仕事を抜けるしかない。

真っ当な職に付いている人ならそんなことは

おいそれとできないことは誰にでも分かる。

 

そんなことを1ヶ月にいっぺんのペースでもやっていれば

職を首になっても仕方がない。

 

また、医療知識も治療薬も常備していない家では

保護者が病気の子どもを引き取っても結局のところ

寝かしつけるくらいしかできることはない。

 

それだけのために保護者はその日一日の職場での

役割を放棄しなければいけなくなるのである。

 

保育所は女性の社会進出支援のためと言われるが、

こんな中途半端なサポートでは

母親が「頼りにできる労働力」扱いになるはずがない。

 

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保育所側は体調不良の児童が出た際は

とにかく早く保護者に連絡しようという意気込みが見える。

それは他の児童への感染予防という見地からは

間違ってはいないのだが、どうも

「一人でも多く家で面倒を見させて自分たちの負担を減らしたい」

という無意識が垣間見えたりもする。

 

というのも、病気児童の件以外にも、

様々な行事ごとに保護者の参加や参観を求めてきて、

しかもそれが平日だったりするからである。

「半日だけイベントがあって午後は家で見てほしい」

と言ってきたりもする。

 

繰り返しになるが、真っ当な会社員は

そんな程度のことで平日においそれと休みをとれない。

 

保護者が両親ともフルタイムで働いていれば、

彼らの保育所への願いは唯一つ、

「頼むから勤務時間中は面倒みておいてくれ」

である。

あとはどうでもいい。

 

保育所側の上記の態度が、

知らず知らずのうちに母親の再就職機会を奪っていることに

保育所側は気づいていない。

 

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もし真面目に雇用機会均等を支援するつもりなら、

 

「子どもを預かると言った以上、

『平日9時から5時までは何があっても責任をもって預ります』」

 

という施設が保護者側にとって必要なのだ。

これは民間なら当然求められるサービスの基準だろう。

病気の子どもに対しては保育所専属医をつけるほどでもない。

保育園ごとにかかりつけ医を置いて、

保護者が家で出来る程度のことをしてくれる

予備人員を置いておけばいいのではないか。

 

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こうしたことは別にジェンダー云々とは関係ない。

高尚な議論を持ち出す以前に、実際の

児童保育システムの運用上の問題点を改善するだけでも

男女雇用の不均衡は随分是正されるのではないか。


日本中が痛い

2013-03-16 | 京都

初めに断っておくが、

私が痛いのではない。

日本が痛いのである。

 

京都市プチ痛バス

http://www.itasya.net/work/detail/?work_no=9498

初めに見たときは仰天したが、

既に走り始めてから随分経っている。

ただ今でも公共バスで痛バスが走っている所は

京都以外はあまりなさそう。

 

京都がどうもどこかの時点から

狂った方向に突っ走っているらしい。

 

からす天狗うじゅ

http://www.ujyu.jp/

太秦映画村のマスコットキャラ。

電波の入ったテーマソングが↓。

耐性のない人は聞かないほうがいい。

うじゅたま☆うじゅりんぱ

http://www.youtube.com/watch?v=dflnt2MLi3g

 

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以上のものは記事にしようか迷った挙句やめると決めて

しばらく忘れていたのだが。

つい最近リリースされた2次元マスコットキャラで

思い出してしまったのである。

 

萌系マスコットキャラ

七葉院まゆせ(岡山・両備グループ)

http://shichihain.com/

 

ドミノ・ピザ

Domino's App feat. 初音ミク

http://miku.dominos.jp/

ノリノリの社長によるPV

http://www.youtube.com/watch?v=gW2D_Votd2Y

痛宅配バイク。

http://miku.dominos.jp/img/bikeSlide/02.png

とりあえず売上は上々らしい。

 

…どうにもコメントに困る国である。

 


祇園の事故

2012-04-14 | 京都

京都で起こった全国報道の事件なので

無視するわけにもいかないか。

 

12日午後1時過ぎに藤崎容疑者が運転していた軽ワゴン車が

祇園で歩行者18人を次々とはねた。

うち現時点の情報では7名死亡。

藤崎容疑者の乗るワゴン車はさらに暴走を続け、

190m先の電柱に激突。容疑者も死亡。

 

容疑者にはてんかんの持病があったという。

事故の前にてんかんの発作が起こっていた可能性はある。

 

ただし。

かといってこれが「てんかんの発作」によっておきた不慮の事故かどうかは

断定できない。

実際、歩行者をはねる少し前に藤崎容疑者は

タクシーに追突、当て逃げをしている。

 

実際にこのときは藤崎容疑者の車がいったんバックしてから

タクシーの横を通り過ぎている。

このことから、藤崎容疑者はこの瞬間は意識があったと思える

(追突する前に一瞬てんかん症状が起こった可能性もゼロではないが)。

また、事故現場の縄手通りは狭く、方向をコントロールできない状況では

長距離を直進すること自体難しい。

それだけでなく、事故が起こった交差点ではこの通りは少し方向が曲がっているので、

もしこの時点で意識を失っていたのなら

確率的にはもっと早く車は路側にぶつかって停止していた可能性が高い。

先ほど(21時過ぎ)のニュースでは殺人容疑での捜査が始まったらしい。

 

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容疑者が死亡してしまった今となっては、

事件の真相はわからないまま終わってしまうだろう。

ただ、報道を見ていると比較的早くから容疑者の癲癇の持病が報道されていた。

この事故が持病によるものかどうかわからない段階で、である。

 

裏でこの事故原因を癲癇に帰着させたい人と

そうでない人がいるような気がする。

 

2002年道交法改正によりてんかん患者も条件付きで

運転免許取得ができるようになっている。

しかし、その後てんかん患者の運転中に起こった発作を原因とする

自動車事故がしばしば起こっている。

 

この事故がもし発作によるものなら、今後てんかん患者に対する

運転免許取得条件は厳格化されるだろう。

少なくとも、その意味ではこの事故原因は今後の道交法に大きく影響する。

 

本当は、運転事故のリスクはてんかん患者に限定される話ではない。

健常者でも様々なリスクが考えられるのである(注)。

それを考えると、最良の解決策は

接近物などを自動的に検知し速度を落とすなどの機能を備えた自動車を早くに実用化し、

ハイリスクな運転者にはその車種の乗車を義務化するのが一番現実的とは思う。

 

一方、もしもこれが容疑者の故意によるものだとしたら?

この場合の方が対応法が難しくなる。

 

(注)ちなみに、高齢者の運転による事故増加の印象があるが、

これは高齢者人口の増加そのものによるもので、

必ずしも高齢者自身がハイリスクな運転者であることを意味していないようだ。


京都の部落

2012-02-02 | 京都

以前の記事で「利権」と軽々しく口にしてしまったので補足。

同和問題について調べてみると、

これは予想以上に難しい話であることが分かってきた。

一つはこの問題の本質部分が何らかの事情により隠蔽されているからかも知れない。

非常に不正確な情報が溢れており、どれが真実か見極めるのは困難を極める。

この記事もおそらく不正確な部分が多々でてくることをご了承願いたい。

 

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まず確認しておかなければならないのだが、自体は本来差別用語ではない。

の中でも被差別がここの話のテーマである。

 

この被差別の起源についてなのだが、

これまで学校教育で教えられてきた「江戸時代の・」起源説は

どうも誤りのようである。

実際のところはその発生原因に地域差も大きく、判然としていない。

 

もう一つは、現在被差別とされているものの中には

朝鮮半島からの移民の居住地域も含まれていることに注意する必要がある。

 

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京都の被差別出身の政治家としては野中広務元自民党議員が有名である。

しかし、彼は解放同盟などの団体からは一線を画していた、

のみならずしばしば批判を行っていたようである。

 

実際に、京都の蜷川府政時代の同和対策事業では汚職が多発した。

事業の資金が対象地域住民とは関係のない闇に流れていったのである。

利権の発生である。

この結果、野中が危惧した通り一般市民は同和事業に対して批判的になっていく。

 

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こうした同和問題でどうにも気持ち悪いのは、

「問題は存在する」と喧伝されながらも、

そのがどこなのか、どのような問題が起こっているのかについては

一般市民には全く曖昧にしか伝わってこないことである。

先の同和対策事業も色々資金の流れが不透明になっている。

おそらく、そうすることによって利益を得ている人々がいるのだろう。

 

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時系列を追っておく。

1951年、オールロマンス事件。これをきっかけに京都市役所内の左翼グループ(!)が

この小説を「差別小説だ」として糾弾。

翌年、京都は前年度比5.8倍の予算を計上。

1969年、同和対策事業特別措置法が10年の時限立法で制定。

しかし、これは利権団体からの圧力によりその後も延長されていく。

2002年にはこの措置法は終了する。

これは、人口の移動に伴い、地域単位で被差別民を支援することが

もはやできなくなったということもある。

それにも関わらず、この年以降も京都は同和対策予算を増やし続ける。

2010年にやっと表向きは同和対策事業は終わったらしいが、

資金の動きが水面下に潜っただけかもしれない。

 

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一つ言えるのは、この国で差別解放事業を行うとき、

それで甘い汁をすすろうとしているダークサイドの団体が必ずいる。

それが本来慈善を目的とする事業でも、監査を決して甘くしてはいけないのだ。