国歌
君が代を国歌とすることに反対していた(今でも反対している)
人たちから合理的な反対理由を聞いたことはない。
「あの曲は天皇を賛美している、
だからあれはかつての軍国主義の象徴なのだ。
あの歌を歌うと日本が戦争に向かうことになる」
…彼らからはこのように聞かされるが、やはりよく分からない。
あの曲からどう軍国主義を読み取るのか。
まして、歌を歌うだけでどうして軍国主義に陥るのだろう。
同じ国歌なら、アメリカと比較してみるとよい。
ロケットや爆弾が飛び交う戦場が描写されている。
これを、小学校では毎日始業時に生徒たちが起立して歌うのである
(正直、歌うには難しい曲ではあるが)。
アメリカは多民族国家なので、子どもに米国民としてのアイデンティティーを
植え付けるために、その点は有無を言わせず強制させている。
それは、国家維持のために必要なことの一部なのである。
国歌に限らず、教育というのは多かれ少なかれ
国家の利益に基づいて行われる。
教育はナショナリズムと不可分であるし、
極端な場合でない限り、それで問題はないのだ。
それを、ヒステリックに「問題だ」と騒ぎ立てることの方が
よほど教育的に弊害がある。
…騒ぎ立てる人たちはむしろ弊害を生じさせることが目的なのかもしれないが。