EigenWolf

今度の東北大震災がきっかけでBlogを始めました.

ガレキ処理に公費を

2011年06月12日 12時54分45秒 | 報道/ニュース
ガレキ処理に公費を使ってみてははどうだろう。ガレキを木材、鉄、アルミ等に分別し一定の場所に収納すれば様々の使い道が出てくる。複合材等の再利用不能なゴミは埋め立てまたは焼却とすれば良い。これを被災者に限定してやってもらい公費から賃金を支払う。被災者の生活支援に、またガレキの処理としても役立ち一石二鳥である。

このアイデアはまだ改善の余地があるかもしれない。しかし、我々の税金をこのように有効に使ってもらえば誰にも文句はないはずだ。ガレキの処理は最も頭の痛い問題である。これまでのようにガレキを脇に置くだけの対策は、本質的な解決にならないことがよくわかった。文字通り問題をわきにずらしただけである。膨大なガレキ問題が片付かなければ復興のアイデアも緒に就かない。

日本が直面している最大の問題は、政府に指導原理となる復興のための生きたアイデアが欠如している点である。役立たない議論は豊富にあるが、政府の政策には本質的な議論が欠けている。有効なアイデアは必ず国民の同意を得られるものであると思う。国民が反対するのは、そこに思いつきの空論や不浄なものを感じ取るからである。

毒には毒を

2011年06月03日 12時58分58秒 | 報道/ニュース
菅が「辞任」を口にした、しないの議論は面白い。鳩山に至っては、「ウソはよくない」と憤慨する。全く幼稚な茶番劇、いやそれ以下である。菅が「嵌め」、鳩山が「嵌められた」のは誰の目にも明らかである。だから我々国民は警告したのだ、「菅には天性の悪の才能があり、用心せよ」と。

しかし、悔しがるのはまだ早い。「毒には毒」で対抗しよう。「一国の最高責任者が辞任をほのめかした以上、その地位にどどまり、責任を全う出来るはずがない」という論理を押し進めれば良いのである。辞任を事実口にしたかしないかは問題ではない。重要なのはそれを全世界に向けてほのめかした、という事実で十分である。注意してほしい。総理の職にとどまるか否かは本人が決めるのではなく、周囲が決めるものだということである。周囲に背を向けられて長く権力にとどまれるわけがない。周囲の閣僚達の「権力欲」をうまく利用する事だ。表面上、菅の忠犬のように見えても本来政治家は面従背反である。辞任コールが国民的におこれば、連中はみなその気になる。その方が彼らにとって利益になるからだ。

嵌められたのなら、嵌め返そう。何も気づかない振りをして、「菅は終わった」という態度をとろう。大衆の力をうまく利用することだ。悔しがり「俺たちは嵌められた」などと口にするのは愚の骨頂である。