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今度の東北大震災がきっかけでBlogを始めました.

ガレキ処理に公費を

2011年06月12日 12時54分45秒 | 報道/ニュース
ガレキ処理に公費を使ってみてははどうだろう。ガレキを木材、鉄、アルミ等に分別し一定の場所に収納すれば様々の使い道が出てくる。複合材等の再利用不能なゴミは埋め立てまたは焼却とすれば良い。これを被災者に限定してやってもらい公費から賃金を支払う。被災者の生活支援に、またガレキの処理としても役立ち一石二鳥である。

このアイデアはまだ改善の余地があるかもしれない。しかし、我々の税金をこのように有効に使ってもらえば誰にも文句はないはずだ。ガレキの処理は最も頭の痛い問題である。これまでのようにガレキを脇に置くだけの対策は、本質的な解決にならないことがよくわかった。文字通り問題をわきにずらしただけである。膨大なガレキ問題が片付かなければ復興のアイデアも緒に就かない。

日本が直面している最大の問題は、政府に指導原理となる復興のための生きたアイデアが欠如している点である。役立たない議論は豊富にあるが、政府の政策には本質的な議論が欠けている。有効なアイデアは必ず国民の同意を得られるものであると思う。国民が反対するのは、そこに思いつきの空論や不浄なものを感じ取るからである。