ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

戦争いやだ!足立憲法学習会

2014年09月26日 | 日記

昨晩、足立区政史上初めてともいえる超党派のとりくみが行われました。
庁舎ホールにて行った「戦争いやだ!足立憲法学習会」です。

区内在住の中山武敏弁護士のよびかけのもと、区議会では共産党と民主党、議会に議席はないけれど、新社会党や、社民党、緑の党、市民グループ…思想信条立場の違いをこえて多くの方々が一堂に会しての学習会でした。

安倍内閣は多くの国民が反対しているにもかかわらず、海外での武力行使を認めた集団的自衛権の閣議決定を強行しました。
世論調査では国民の6割が集団的自衛権に反対、約8割の人が閣議決定を急ぐべきではないと意思表示されていました。これからの日本はどうなるのだろうかと心配している人も少なくありません。
2014年7月、「解釈改憲で集団的自衛権が行使できるのか」とか「憲法9条はどうなるの?」など多くの方々の心配や疑問にこたえられる学習会を開こうと、足立区内の10名ほどの有志が呼びかけ人となり、第1回学習会を9月25日に開催することを決めました。
7月11日にはその呼びかけにこたえ、思想・信条や党派の違いをこえた人々が集まり準備会が開かれました。そして、8月7日には輪はさらに広がって、およそ40名で「戦争いやだ!足立憲法学習会実行委員会」が発足しました。

目的は「平和のとりくみ」「日本国憲法を守るとりくみ」です。

会場は予定を超える人々で溢れかえっていました。

講演を行う吉良よし子参院議員

説得力のあるいいお話でした。


福島みずほ参院議員

足立から平和の声をあげようという意気高い集まりでした。

「会」のホームページに、当日配布した資料などがアップされています⇒こちら


私も5分間の発言を行いました

発言内容をご紹介します。
日本共産党足立区議団幹事長のぬかが和子です。今日は、超党派でのとりくみが足立でスタートする歴史的な日なので、同じ実行委員として参加しているはたの議員、団長の針谷議員はじめ、全員で参加しています。
 私たちは、6月に区内16万世帯に無差別で配布して区民アンケートを行いました。過去最高の回答が寄せられる中、憲法9条については「変えるべきではない」が67.6%、変えたほうがよいが11.5%でした。集団的自衛権の行使容認については、反対が65%、賛成が10%でした。
 ほとんどの方が無記名ですが、自由記載欄にはあふれる想い、声が書き込まれていました。その一部をご紹介します。
●安倍さんは戦争をどう理解しているんですか。戦争体験者の本を読んだことあるんですか?人間が人間をころしあうんですよ。あなた達が行きなさい。(75才パート女性)
●安倍さんは自分の言葉に酔っているとしか思えません。本当に国民の事を考えるならもっと大事な事に目をむけるべきです。戦争を知らない世代ですか。今でも犠牲になった方、遺族の方たちの話や沖縄広島長崎等に行くと思わず涙がおちてきます。今の平和を守ってほしい。(65才専業主婦)
●戦争の準備をすることが戦争を防ぐとは詭弁・矛盾。「戦争をやめましょう」と世界に説明するほうが日本は尊敬される。憲法9条を世界平和の光としていつまでも大切にしていきたい。(50才女性)
●海外で働いている方たちも、旅行する私たちも、戦争しない国だから友好的に扱いをされていると思います。それが壊されたら当然武力攻撃は受けますよね(68才女性)
●戦争をしないという立派な憲法があるのに、それを覆した安倍政権に憤りを感じる。国民のためでなくアメリカのための政府なのかと、本当に何のために政治家を志したのか疑問(35才女性)
●安倍政権とは何ですか。これほど苦しい生活は80年間で初めてです。安倍さん目を覚ましてほしい。(80才女性)
●賛成の議員たちの子どもや孫を戦地の最前線に出すことを期限付きで約束させてください(80才男性)
●私は自衛隊員の母です。今回の事で、毎日不安で仕方ありません!!平和な国、日本を根底からくつがえす事になる、今回の安倍さんの行動は許せません。今までは自民を選んでいましたが、選挙があれば、絶対に入れません。(41才専業主婦)
●今の政権は強引に感じる。国民の声を無視して許せません。息子を戦場へ送り出したくないです。マスコミ報道でも本当のことが分からなくなり、気が付いたら赤紙とか、嫌です。自衛隊の勧誘とかハガキで来たり怖いです。(40才女性)
 この自衛隊の勧誘問題では、何と足立区が3年前から住民基本台帳から18~26歳までの適格者の名簿を抽出してあげて自衛隊に閲覧させていることが判りました。個人情報保護審議会の了承なしには、個人情報の外部提供は禁じられいます。
情報提供を行う法的根拠といわれる、自衛隊法施行令120条の「市町村に提供を求めることができる資料」とは、旧自治省の逐条解説でも「統計資料」であり、個人情報のことではありません。住民基本台帳法に情報提供の規定がないことを政府も認めており、情報提供に法的根拠はありません。
アンケートでご紹介したように、区内の現職自衛官の母親や元自衛隊員から不安の声が寄せられている中、私は昨日の区議会代表質問で、「区長は法的根拠のない「抽出閲覧」には応じないよう対処すべき」と迫りましたが、区は「何も問題はない」と開き直っています。
足立の若者が、実際に戦争に行く自衛隊勧誘に狙い撃ちされる、こんなことは絶対に許したくありません。
先ほどご紹介した、声なき声を生かすため、この足立から、立場の違いを超え、一致する点で力を合わせるために全力をつくしてまいります



終了後、吉良よし子議員と区議団から実行委員として共に参加し続けていたはたの議員と。



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