ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

10万円の給付金。「足立は遅すぎる!」の声が殺到

2020年05月03日 | お知らせ

10万円の給付金 国民の世論と野党の要求が国を動かした! 

 日本共産党は最初から「10万円の一律支給」を求めていました。当初は「収入減の方だけに30万円支給」としていましたが、これだと自治体が窓口になって収入確認も必要となりいつになるか全くわからない状況で、野党は一致して改善を求めていました。そんな中、政府は一度閣議決定したものを変更して、10万円の一律給付となり4月30日に共産党はじめ野党も賛成して補正予算が成立しました。国民の世論と野党の要求が国を動かしました。

 足立区では?
●申請は6月1日~。支給は6月以降に
 TVでは「早ければ連休明けに配布」と報道されています。しかし各自治体が動けるのは国の補正予算成立後です。住民登録者が70万人近い足立区では、4月30日に国の補正予算成立を前提に、即刻「専決処分」を行う(議会の議決を後回しにする)ことに。日本共産党も「スピード優先で」と合意しました。GWをはさむため連休明けにただちに「個人情報・情報公開審議会」を急遽開催し、合意して初めて「個人名印刷」に入れます。どうしても1カ月かかるとのこと。足立区では、最大級の努力をしても6月以降になるとのことでした。
 4月27日時点の住民登録住所に世帯主あてに郵送(住民登録している外国人も含む)。区役所から通知が届いたら、振込口座の確認書類に記入し本人確認書類のコピーと共に区役所に返送します。
 申請書送付5月末 申請受付6月1日~ 振込6月末~

実は決まっている区は8区で15区は「未定」です。

●「足立区は遅い!」声が殺到。共産党は具体的に提案

安倍首相が再度TVで「早ければ5月の連休明けから支給」などとPRしたために、「足立区は遅い!」との声が私たちのもとにも殺到。

収入減で苦しんでいる方の命綱になる給付金。とりわけ窮迫している方には、速やかな対応が必要です。

4月30日には、区議団として「緊急要望」も行い提案しました。ちなみに江戸川区では、足立区同様の郵送通知(返信申請)とマイナンバーカードによる申請に加え、急ぎでの給付をもとめる区民に対しては、5月1日から50人体制でコールセンターを設け、白紙の申請用紙での申請を受け付け、1~2週間で支給できるようにし、さらに窮迫している区民に対しては6か所の区民事務所で現金を準備(1日1か所30人分)し予約制で手渡しすることで、5月初めから給付できるようにしています。松戸市でも「早期支給を求める方」については、市で申請用紙をダウンロードして申請できるようにしています。こういった対応も行い、5月から支給できるよう工夫をと提案、求めました。

5月1日の区議会新型コロナ対策会議では、同様の質問・提案が他の議員からも出されました。私は、「白紙でダウンロードすれば、一か月待たなくでも申請できる」と迫り、それに加えDVなどで住民票を移せない人への対策を求めました。


●DV、虐待等の事情のある方は
 DV・虐待等の事情があり、住民票を移さずに生活している方は、申し出があれば、世帯主ではなく本人が受け取ることができます。「期限は4/30」としていましたが、野党の批判をうけ延長。それ以降の申し出でも対応してくれます。必要書類がありますので、お問合せ・ご相談ください。
●マイナンバーカードがなくても大丈夫
 TVで「マイナンバーカードで」などと報道され、足立区の窓口にも殺到。しかし、カードがなくても郵送で申請ができ、足立区では郵送での申請をおすすめしています。
●生活保護の方もOK
 生活保護受給者は通常新たな収入が入ると「収入認定」されて、実際には保護費が差し引かれます。各団体が緊急要望する中、今回は特例で受け取ることができるようになりました。
●詐欺にご注意!
 全国「代理申請をする」などで「特別定額給付金」を狙った詐欺と思われる電話がかかっています。
 足立区では5月末まで郵送通知は届きません。また、給付金の関係で「区役所が電話する」「口座番号や暗証番号を確認する」ことは一切ありません。どうかご注意ください。



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