ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

新年度予算要望書を区長に提出

2014年09月30日 | 日記

くらし・人権・教育まもる区政へ、区長に迫る!
16万世帯アンケートや団体懇談重ね生の声で
 日本共産党足立区議団は9月30日、足立区長に対して2015年度予算編成に関する要望書を提出しました。
1200以上の項目
 区議団は毎年この時期に提出してきましたが、今年も区内16万世帯に配布したアンケートや区内の団体と懇談を重ね寄せられた声と実態をもとに要望書に盛り込み作成しました。重点要望の柱をご紹介します。

1、消費税増税ストップ。区民の暮らしと営業守る対策を
 ①消費税の10%増税を中止するよう求めること
 ②区内業者優先と育成について
 ③公契約条例を生かす環境づくりと地域経済活性化を
 ④公共工事の積算・予定価格づくりは積み上げ方式で
 ⑤ブラック企業対策について、若者を使い捨てにする「ブラック企業」根絶の立場を明確にすること。
 ⑥高齢者の仕事確保を

2、区民を犠牲にする「経営改革プラン」「外部委託」の中止を
 ①法令違反を重ね人権とプライバシーを侵害する外部委託の中止・撤回を
  ●戸籍窓口業務について潔く中止・撤回すること。
  ●国保、介護、課税等について、少なくとも戸籍の解決も教訓も見ない中での実施は中止を。
 ②区は「エリアデザイン」の名で拠点開発を進めるが、その内実は、公有地を利用しての大型開発推進手法。根本的に改め、住民が主人公のまちづくりを推進すること。
 ③指定管理のあり方の抜本的な見直し
 ④福祉施設の更なる民営化で自治体の役割を放棄する改悪は中止を。

3、子育てと教育の要求にこたえる区政を
 ①子どもの貧困対策に取り組むこと
 ②子育て・保育について
  ●児童福祉法24条1項に規定の通り、保育を必要とする子どもには保育を受ける権利があり、区は保育所保育を求める子どもを保育所に入所させて保育する責務をはたすこと。
  ●待機児童解消の柱に認可保育所の増設をすえ保育の質の向上を。
  ●保育料負担の軽減を
 ③学童保育の充実
 ④学校教育について
  ●「異常な競争・管理教育」を改めること
  ●いじめ根絶へ
  ●学校統廃合の中止
  ●学校施設整備
  ●特別支援教育の充実

4、医療と介護・高齢者福祉の充実について
 ①医療・介護総合法について
 ②地域包括ケアについて
 ③特養ホームの増設を
 ④公的介護制度の立て直しをはかり現役世代も安心できる制度へ
 ⑤医療の充実と大学病院の誘致を
 ⑥国民健康保険の負担軽減
 ⑦大気汚染被害者の医療費助成制度について
 ⑧後期高齢者医療について

5、原発からの撤退と放射能 対策、低エネルギー社会への転換
 ①原発事故と放射能汚染対策の推進
 ②自然エネルギーの導入と低エネルギー社会への転換・地球温暖化対策の推進

 6、防災対策の強化・地域防災計画の見直し
 ①被害を最小限に抑えるために
 ②教訓生かし、いざという時のための生きた対策を
 ③災害害弱者対策について
 ④区の職員の役割について
 
7、安全・安心のまちづくり
 ①住宅対策
 ②公園について
 ③交通網の整備等について
  ●日暮里舎人ライナーの混雑解消を
  ●西新井駅の東西自由通路とエスカレーター設置を
 ④オウム真理教対策について

8、真の絆づくり・住民力を生かした区政の推進、貧困・格差の解消、生活保護
 ①地域にかかわる若者人材育成
 ②商店街を街の社交場、地域づくりのかなめに
 ③文化振興により心豊かで活力ある地域社会へ
 ④施設使用料等の負担軽減⑤学校開放の有料化撤回を⑥生活保護について⑦貧困ビジネス対策を
 ⑧生活困窮者支援対策
 ⑨生活困窮者自立支援法の運用について
 ⑩熱中症対策

9、障害者福祉
 ①足立区障がい福祉計画の改定への提案
 ②通所施設の増設と療育の充実を
 ③グループホームの一元化に伴う運営費問題
 ④通所バスの改善
 ⑤精神障害者に心身障害者福祉手当の支給を
 ⑥鉄道駅にホームドアの設置を
 ⑦手話言語条例の制定を
 ⑧障害者家族の高齢化対策

10、平和の声を足立から
 ①憲法9条を守り、集団的自衛権の行使を許さないために
 ②核兵器廃絶について


 要望書を提出後、区長と懇談。私は「戸籍の外部委託」「地域の力を生かす人材育成策」「学童保育の充実」「統廃合」「貧困ビジネス対策」などについて、区長に迫りました。